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サイバーセキュリティと防犯対策の関係 - 鍵屋の戦況(3)

前回見た記事では、サイバー犯罪を目論む犯罪者たちが暗躍する場は、何もコンピューター上だけに限られているわけではない、というのが重要なポイントでした。
実社会の物理的な侵入口からサイバー空間にアクセスする方が効率的でさえあるという事実が、腑に落ちる内容だったと思います。

サイバーセキュリティのためにも重要な出入口の防犯対策ネットワークを介した遠隔操作のイメージが強いサイバー犯罪に対して、私たちが行う物理的防犯対策は、決して無力ではありません。
むしろ、強力な防御システムとして機能させなければならない対策だ、というのが以下の記事の主張です。

Plan Might Have a Weakness
http://www4.securitytoday.com/Articles/2019/08/01/Plan-Might-Have-a-Weakness.aspx

サイバー犯罪が正面玄関からやって来るなら、それを迎え撃つ場は、私たちの主戦場である現実世界の玄関先です。
ここでも述べられているように、最早、サイバーセキュリティと物理的な防犯対策を分ける垣根は存在しません。
驚くべきことに、ハッカーが会社などの組織のデータにアクセスするための最も良くある手段の一つは、その組織の施設内に入り込むことだ、と書かれています。
そうすれば、ノートPCやサーバーを盗んでネットワークにアクセスしバックドアを開けたり、USBドライブを差し込んでウィルスをインストールしたり、データをダウンロードすることが可能になります。
こういった現実世界での活動で、後々その組織に大打撃を与える攻撃の際に利用可能な下準備ができてしまうわけです。
こんな重要なポイントが、サイバーセキュリティ対策を検討する際に見逃されてしまいがちだ、というこの記事の指摘に思い当たる節があるサイバーセキュリティ担当者が大多数だとしても、それは仕方がないことだとは思います。
鍵屋の私たちのような物理的な防犯対策の専門家とサイバーセキュリティの専門家は、それぐらい別次元の作業領域にいるというのが今現在の実情なのです。

京都アニメーションのスタジオ放火事件の際にも少し書きましたが、防犯と利便性のバランスの難しさが顕著に表れるのが、建物の出入口部の防犯対策です。
それが、あのような凶悪な犯罪を防止することを考えるだけではなく、サイバーセキュリティをも考慮するべき場所となっています。
上の記事にあるように、一旦サイバー犯罪者に施設内に入られてしまうと、重要なデータに対する防御機能がほぼ全て失われることになります。
彼等が侵入したことに気づかなければ、実際にデータの不正利用やシステムの異変が起きて損失が増え続ける状態になるまで、データを失ったことすら気づかないだろう、という恐ろしい予測は、決して脅しではありません。

強固なサイバーセキュリティでデータを守りたいなら、出入口に対する物理的な防犯対策もしっかりしておくべきだ、という記事の総論は、理にかなったものです。
そして、施設や建物、その内部の各部署へのアクセスポイントとなる出入口のセキュリティ強化に、私たちが普段施行しているようなタイプの電気錠を活用した入退室管理システム等の重要性が再認識されるはずです。
物理的防犯対策のための防犯機器がIT化され、今現在でも私たちがスマホのアプリや社内システムに関連した作業を行う機会はあります。
しかし今後は、私たち物理的防犯対策の専門家とサイバーセキュリティの専門家が互いに協力しあう必要性が益々高まることでしょう。
鍵屋の奮闘は、まだまだ続きます。
 


 

 

職人集団・キープランナーは、防犯設備士によるプランニングから電気工事まで、防犯・セキュリティーに関する作業をトータルで行っています。
あちらこちらに分散した作業で発生するミスや時間の無駄でお困りの、マンション管理会社や組合、オフィスの内装関連業務の方々からのご相談をお待ちしています。

セキュリティ   2019/08/13   キープランナー 代表

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