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防犯対策の費用対効果 - DIYセキュリティに残る不安

今年の夏も終わりに近づいています。
夏休みを利用して、DIYで自宅の防犯対策を行った方もいるのではないでしょうか。

「DIYセキュリティ」と呼ばれるタイプの防犯機器が、益々人気になっています。
私たち防犯対策の専門家が設置する防犯機器とは異なり、比較的低価格で販売されているのがその主な理由でしょう。
商売の邪魔になると言って敵視しているのだろうと思われるかもしれませんが、一概にそういうわけでもありません。
防犯機器が手軽に買えるようになり設置も簡単となれば、社会の安全のために悪いことはないのですから。
ただし、そのDIYセキュリティが本当にセキュリティの役割を果たしているのならば・・・の話です。

DIYセキュリティに潜む危険私たちセキュリティの専門家の間で以前から度々問題視されているのが、DIYセキュリティを謳った防犯機器の信頼性です。
そして最近、低価格帯のDIY防犯機器がもたらす不安の一つが、また一つ明らかになっています。

以下のYoutubeビデオでは、数百円で手に入るワイヤレス・エミッターによってDIY防犯機器が無効にできてしまう様子を見ることができます。

[935] SimpliSafe Alarm Bypassed With a $2 Device From Amazon
https://youtu.be/UlNkQJzw4oA

このビデオに登場するSimpliSafeというメーカーは、DIYセキュリティ機器の先駆者の一つです。
しかし実は、何年か前にもセキュリティ専門家によって別の製品の脆弱性を指摘されています。
このメーカーの製品の信頼性に対する姿勢には、何らかの問題があるということなのかもしれません。
日本でもアマゾンなどのサイトで販売されているようです。

今回脆弱性が発覚した製品は、開閉センサーとワイヤレスアラームによるドアや窓の防犯対策機器です。
そして問題は、そのDIYセキュリティシステムが使用する無線の周波数にあったようです。
使われている周波数は、実は他の多くの家電のような電子機器で使用されているものと同じなのだそうです。
ビデオでは、アマゾンで2ドルで買ったというエミッターによって同様の周波数を出し、センサーとアラームベースとの通信を妨害してアラームの作動を止めてしまう様子を見ることができます。

家電と同様の周波数を使っているということは、ここで行われたような電波の干渉も実際の生活で起こりうることなので、このDIYセキュリティのシステムが干渉を検知して対応している様子も見ることができます。
しかし、何か起きたようだ、という警告があっても、このシステムに防犯カメラが組み込まれていない限り、それが単なる他の家電による干渉なのか、アラームの無効化を狙った侵入犯による妨害行為なのかをチェックすることができない、というのはこのビデオの言う通りです。
このメーカーのステッカーを家に貼り、この脆弱性のあるシステムでセキュリティ対策をしていることを侵入窃盗犯に知らせるのは得策ではない、という最後のコメントが更に納得です。

セキュリティ強化のための防犯機器の設置が、かえって安全を脅かすことになりかねない・・・。
危険なDIYセキュリティの一例かもしれません。
 



 

 

職人集団・キープランナーは、防犯設備士によるプランニングから電気工事まで、防犯・セキュリティーに関する作業をトータルで行っています。
あちらこちらに分散した作業で発生するミスや時間の無駄でお困りの、マンション管理会社や組合、オフィスの内装関連業務の方々からのご相談をお待ちしています。

セキュリティ   2019/08/31   キープランナー 代表

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