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2016年09月

2016年09月 一覧

神経回路的な防犯カメラシステムとは? - セキュリティ業界の最新トレンド

先月のブログで、セキュリティ対策として古典的な防護柵作戦が登場するオリンピック関連の記事を紹介しました。
施設内へ強行突破されないようにという、少々拍子抜けするような物理的な防犯対策でした。
勿論、最新テクノロジーものもあったはずですが、随分と人力頼みな印象を受けた人も多いのではないでしょうか。
少なくとも選手村の施設の入り口は、開放中のドアから入った人たちが、空港にあるようなゲートを通って係員によるチェックを受けているようでした。
最新鋭のハイテクガジェットを期待していた向きには、ちょっと期待外れだったかもしれません。
今回は少しワクワクした感じの、未来に目を向けた防犯対策機器関連の記事を見てみます。
「ニューロモーフィック」というと、一気にSF感増大な感じですが、注目の最新テクノロジーの一つのようです。

Tech Trends: Is Neuromorphic the Next Step for Video Surveillance?
http://www.securityinfowatch.com/article/12232866/neuromorphic-the-next-step-for-video-surveillance

ハイテク搭載の防犯カメラシステム 防犯カメラの話ではなく監視カメラのビデオ分析の話ですが、いろいろと面白い最新技術が紹介されています。
未来の話のように感じる画像関連のテクノロジーですが、既にフランスのある会社では、失明した人が電子的に視力を取り戻すためのアプローチに取り組んでいる、というレベルにまで達しているようです。

ざっくり言ってしまえば、イメージセンサーやCMOSやグラフィックスプロセッサの性能の向上により、AI(人工知能)による効率の良いビデオ分析も可能になるよ、長時間の目視に頼った映像分析は不要になるよ・・・といった感じの内容なのですが、ここで鍵となるのがCMOSセンサーです。
つい最近CCDだなんだと盛り上がったのに、今度はCMOSとは何なんだ?という方には、以下のソニーのサイトの比較が参考になるかもしれません。
http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/tech/isensor/cmos/

冒頭の記事に戻ると、ニューロモーフィックの研究者たちは、変化する対象の分析を個々のピクセルレベルにまで突き詰めている、というのです。
彼らは、受けた光の変化を測定することで、どのピクセルが動作中なのかを判断し、そういったピクセルは、何の変化も無いピクセルの数十万倍もの秒レートでサンプリングされるのだそうです。
このピクセルレベルの解析を行うために重要なのが、前述のCMOSセンサーというわけです。
CMOSセンサーは、より効率的に変化していない物を無視して変化している物を取り込むことができるイメージプロセッサに対して、豊富なデータを送り続けることを可能にするものだ、という説明があります。

ところで、パラパラ漫画の例でお馴染みなのが、私たちがオンライン動画などで通常目にするフレームによる映像の仕組みです。
この記事によると、脳の補完機能で人間の目を誤魔化すことができるのは、毎秒24フレーム以上の映像なのだそうです。
人間の目による映像分析では、映像のフレーム数や解像度の勝負になったり、防犯カメラシステムの方は、データ容量との勝負になったりします。
でも、監視ビデオの世界は、既にフレームレベルの話ではなくなっている、ということらしいのです。
「人間の目のようなビジョンセンサーの潜在能力を完全に解き放つには、ビデオフレームの概念を放棄する必要がある」というのが、エキサイティングで本質的な部分とされています。

更にこの技術は、人間の脳が「前に見たことがある」と思うように、監視ビデオの顔認識や物認識をはるかに効果的にするものだ、とあります。
それは、蓄積されるデータがより多くなり関連性が高まるので、行動分析や解析が改善されるからだ、と説明されています。
複数のカメラからの画像の関連で人や物の追跡がより優れたものになり、特定の行動の相関性は、大量の死傷者が出るような事態の予測につながるかもしれない、とも書かれています。
防犯カメラ映像を人工知能で解析し、犯罪を事前に防ぐことができるようになる・・・ということは、「マイノリティ・リポート」の世界が近づくのでしょうか?
やっぱり「ニューロモーフィック」は、防犯よりもSFに近い言葉な気がします。


ニューロモーフィックとか事件の事前防止とか、そんな大そうなものではなく、普通に活用できる防犯カメラシステムが欲しいという際も、お気軽にご相談下さい。オフィスや集合住宅などに、様々なセキュリティカメラの中から、用途や設置場所に合った最適なものをご用意します。その他、電気錠やインターホンなどの防犯対策機器も取り扱っています。各種作業の見積もりも無料ですのでご利用下さい。
電話や訪問によるしつこいセールス等、違法(特定商取引法に反する)で無駄な事は一切行っていませんのでご安心下さい。

 

 

 

職人集団・キープランナーは、防犯設備士によるプランニングから電気工事まで、防犯・セキュリティーに関する作業をトータルで行っています。
あちらこちらに分散した作業で発生するミスや時間の無駄でお困りの、マンション管理会社や組合、オフィスの内装関連業務の方々からのご相談をお待ちしています。

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セキュリティ   2016/09/30   キープランナー 代表

民泊に必要なセキュリティ対策 - 留守宅仕様の防犯対策は使えない?

リオのパラリンピックも終了しました。
見ごたえのある閉会式の東京PRショーを経て、本格的に「次は東京!」の雰囲気になってきました。
折からのインバウンド観光ブームで、増加する外国人観光客への対応が各地で進んでいます。
ホテルや旅館などへの私たちの防犯対策強化作業は相変わらず続いていますが、宿泊施設不足は決定的なようです。
それを補うものとして注目されているのが、Airbnbの利用をはじめとする「民泊」です。
先日も、新たに3泊までをOKにする民泊に対する規制に関するニュースがありました。

それにしてもAirbnbは、世界各地で様々な話題を提供しているようです。
賃貸収入に対する脱税問題や長期賃貸物件の減少による住宅不足問題など、社会問題化している事態に関するものも少なくありません。
そして、セキュリティの専門家たちは、どうしても「良くない話題」に注目してしまいます。
何かが起きてからでは遅いというのが防犯の基本姿勢なので、私たちにとっては当然のことですが、一般的にはどうなのでしょう?
比較的用心深い日本人は、開放的過ぎる海外の人々より防犯対策について検討している気もしますが・・・。
さておき、専門サイトが推奨する民泊のセキュリティ対策に関する記事を見てみます。

6 home security solutions for Airbnb hosts
http://www.ifsecglobal.com/home-security-tech-for-airbnb-hosts/

民泊にも防犯対策は必要! 民泊の提供は、純粋に外国人へのサービスと考える人々もいるでしょうし、困難な家庭の経済状況を少しでも助けるためにという人もいるでしょう。
理由はともあれセキュリティ対策は必須!というこの記事では、必要とされる少しユニークなセキュリティ対策のポイントを6つあげています。

- ドアのオートロック
- チルトモーションセンサー
- サウンドセンサー
- スマートドアベル
- 防犯カメラ
- 金庫

特に珍しいものは無い感じですが、ざっと内容を見てみます。

物理的な鍵が不要な電気錠を利用したオートロックは、民泊の宿泊客にキーとして使用するコードを渡せば良いわけですから、活用は当然の流れでしょう。
ここにも書かれているように、物理的な鍵のように複製される心配も無く、(例えば入って欲しくない部屋など)エリア毎にコードを変更して入退室の許可をコントロールでき、利用が終了すればコードを書き換えれば鍵として使うことができなくなる、というわけです。
更に、多くの電気錠がスマホを鍵として使用できるため、スマホのアプリで入退室管理をして利用者の動きまで分かる、という便利さです。

チルトモーションセンサーというのは、物を動かすと反応するセンサーで、盗難防止センサーに使われていたりします。
貴重品に取り付けておけば、万が一その貴重品が動かされたりした時に分かる、ということで薦められています。
また、ドアに取り付けておけば、ドアが長時間開けっ放しだったり、何度も何度も開閉されていたりして家でパーティをしているかもしれない、という時の警告にもなると述べられています。
確かに海外で報告されているAirbnbの被害の中には、高級住宅を貸し出したら、大人数を集めて乱痴気騒ぎをされて近所から苦情が来たというものや、ドラッグを使用した形跡のあるパーティで家の中を滅茶苦茶に破壊されたというものがあるので、通常の宿泊目的以外に使用されることを警戒する必要があります。

サウンドセンサーも同様に、異常な大音響を感知することにより、パーティなど不適切な使用を監視することができるということで推奨されています。
盗聴や録音など宿泊客のプライバシーを侵害することはない、と説明されている通り、サウンドセンサーの機能は、大きな音を感知して知らせるだけです。

「スマートドアベル」と言われると、何のことだろう?という感じもしますが、日本ではお馴染みのアイホンのようなものを指しているようです。
カメラ付きで、誰が来たのかスマホやタブレットなどで見ることができ、会話をすることもできる、というような説明をしています。

そして、防犯カメラについては、予想通り「要注意」とされています。
防犯カメラで撮影している旨は、必ず宿泊客に知らせる必要があるし、設置に際しては法律をチェックする必要があり法的にグレーな部分である、と説明されています。
故に、まずは別の防犯対策を考慮するべきだ、と述べられています。

4年後のオリンピックに向けて、自宅の開放を検討中の方々にも参考になったでしょうか?
最後にあげられている、古典的だけど効果的な防犯対策とされる金庫に関してもそうですが、「ユニーク」と言ってもそれほど意外なものはありません。
留守宅に対する防犯対策で、そのまま対応可能なものも多くあります。
性善説無くして民泊は成り立たないとは言うものの、セキュリティ対策も是非お忘れなく!


日本へ来てくれる世界中の人たちに民泊を提供したい、海外で親切にしてもらったのでお返しをしたい、でも見ず知らずの他人を自宅に泊めるのは心配・・・という場合には、不安を減らせる防犯対策がありますので是非ご相談下さい。これを機会に玄関のドアを電気錠でオートロック化したい、インターホンを導入したい、でもどんなメーカーのどんな機器が良いのか分からない、というお問い合わせもお気軽にどうぞ。防犯対策に関する作業や防犯機器の見積もりも無料です。
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セキュリティ   2016/09/23   キープランナー 代表

ハイテク化する防犯対策でも重要な鍵 - スマートカードの今

しばらく話題になっていたiPhone7が、先日ついに発表されました。
当初の噂通りイヤフォンジャックがなくなったりしていたようですが、注目の新機能の一つにApple Payがありました。
日本向けの機種にはFeliCaも搭載ということで、日本のユーザーは至れり尽くせりなのかもしれません。

ロックマンジャパン・フェリカ対応カードリーダー 以前からここでも時々話題にしていますが、FeliCa(フェリカ)は、おサイフケータイやSuicaで使われている非接触型のICカードです。
そして、電気錠付きのドアで使用するカードキーにも採用されています。
具体的には、例えばロックマンジャパン社のフェリカ対応入退室管理システムのLK-3000やLK-5000などがFeliCaのカードキーを使うことができる製品です。
オフィスのドアにこういった防犯性に優れた機器を設置して、社員の入退室管理にカードキーを導入している会社は、もうすでに珍しい存在ではありません。
更に進んで、入退室管理を行うドアの電気錠の開閉を、カードキーではなくスマホで行っているオフィスなどもあります。
携帯を鍵として使うシステムは、いつも持っているスマホと別にカードキーを持つのは面倒だ、という人たちに支持されています。

いつしかシリンダー錠が消え、カードも消え、物理的な鍵が無くなる日が来るのかもしません。
とはいえ「カード」という形のものは、まだまだ健在です。
プラスチックのカードに磁気テープを貼り付けていた時代から、進化を続けて賢くなったカードは、当然ですが鍵以外にも使い道があります。
今時のスマートカードがどのように「スマート」なのか?
その賢い部分をセキュリティの観点から紹介する記事が以下にあります。
カードを使う日常とは無縁の生活をしている人や、なぜスマホがカードキーの代わりになるのか?という根本的な疑問を持っている人にも分かりやすい内容です。

Getting Smart About Smart Cards
https://securitytoday.com/articles/2016/08/05/getting-smart-about-smart-cards.aspx

クレジットカードや銀行カードなどにも大活躍していた磁気テープは、セキュリティレベルの高いチップに置き換わりました。
最初に説明されているように、スマートカードの基本は、信用情報を安全に保存することができるチップです。
教育施設のような所では、データやID情報を保存した鍵として使用できるスマートカードを、図書館や教室やPC室や寮にアクセスするための鍵として使用している、と紹介されています。
チップを載せることができれば、フォブやウェアラブルデバイスや携帯電話といった様々なメディアを、バーチャル・スマートカードとして使うことができるわけです。

カードが賢くなると共にカードリーダーも進化を続けていて、現在出回っているカードリーダーは、新しいスマートカードだけではなく旧式のカードも読めるようになり、会社などで新旧カードシステムの移行に一役買っているとのこと。
中には、新しくてセキュリティも強固になったカードシステムに変更するだけではなく、カードや携帯電話やフォブ、虹彩や指紋を利用する生体認証などを使い、出入口で2重にチェックを行うシステムに変更する会社などもあるそうです。
記事では、こういった市場の動きを、クレジットカード会社がカードのチップをアップグレードしたり、店頭のカードリーダーを新しくしたりする動きに例えていますが、セキュリティを強固にするための動き、という点でも一致します。
確かに、物理的なセキュリティを新技術へアップグレードするということは、パソコンなどのIT機器のアップグレードにも相当するものかもしれません。

持ち運び便利で柔軟性もありデータ保存が可能なスマートカードは、安全な認証や機密情報の暗号化、使用者情報の保護、アクセスコントロールなども可能だ、と書かれています。
効果的なアクセスコントロールによって日常の業務やセキュリティ監視を向上する一方で、多機能カードの利便性は、多方面で役に立つものだ、という説明は納得できるものでしょう。
セキュリティ強化や業務工程の能率化のために、入退室管理システムのメーカーが現在提供している機能は、物理的なアクセス、論理的なアクセス、そして組織内でのID管理、といったものになるようです。

記事の最後では、スマートカードの使用に限らずセキュリティ対策の基本と言えるポイントが抑えられています。
カード+暗証番号、カード+バイオメトリック、カード+防犯カメラ、と言ったように、多層化したアプローチが最善の防犯対策になるというわけです。
スマートカードがどんなにスマートになっていても、本当に強固なセキュリティを構築するには単独では不十分です。
2重、3重のセキュリティが求められる場合には、カード以外の手段も必要になります。
どういった手段を採用するのが効果的か?という部分が、私たち防犯対策のプロの腕の見せ所です。


スマートカードを利用できる電気錠とか、スマホを鍵として使える電気錠とか、いろいろあるようだけどよく分からないのだけど・・・という時も、お気軽にご相談下さい。オフィスだけではなく一般の住宅でも、玄関ドアにスマホの鍵を使うことができます。セキュリティ対策強化を検討中のオフィスには、電気錠を設置して入退室管理を行うだけではなく、防犯カメラなどの最新防犯機器の設置により、多層のセキュリティ対策を提供可能です。各種作業や防犯機器の見積もりも無料です。
電話や訪問によるしつこいセールス等、違法(特定商取引法に反する)で無駄な事は一切行っていませんのでご安心下さい。

 

 

 

職人集団・キープランナーは、防犯設備士によるプランニングから電気工事まで、防犯・セキュリティーに関する作業をトータルで行っています。
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電気錠   2016/09/14   キープランナー 代表
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