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2018年09月

2018年09月 一覧

防犯対策の優先順位 - 入退室管理システムが必要になるとき

昨今は、様々な業種で人手不足が問題になっているようです。
限られたリソースで日々の業務に追われるわけですから、やるべき事の優先順位の決定は重要です。
忙しい日常では、必要なのは分かっていても後回しになりがちなのが防犯対策です。
そんな防犯対策業務を行っている私たちでさえ、ご多分にもれず多忙な毎日です。
日頃あまりセキュリティを意識しない業務で忙殺されている方々なら、防犯対策の優先順位が低いのも当然でしょう。

アクセスコントロールシステムのアップグレードが必要なケースとは?細かい部分はともかく、誰もが毎日使用する上に厳重なセキュリティが必須になるのが、建物や部屋の出入口です。
既に入退室管理システムが導入されているオフィスや施設などでも、今あるセキュリティ機器を新しくした方が良いのだろうが時間や予算が無い、というケースがあると思います。
既存のアクセスコントロールシステムをいつアップグレードするべきか?という目安になりそうな記事が以下にあります。

When should you extend your access control system? 3 questions you must answer first
https://www.ifsecglobal.com/extend-access-control-system-3-questions-answer-first/

これはスウェーデンアッサ・アブロイ社の広告記事ですが、ここに記載されている3つの検討ポイントは、同社の機器に限りません。
一般的な入退室管理システムの導入やアップグレードを考える場合にも、適用可能なものです。

◆今よりも更に施設の管理が必要とされているか?
業務拡大などで新しい建物が増える場合や、既にあるオフィスや会議室のセキュリティ強化を行う場合など、RFIDリーダー内蔵の電気錠なら、より多くのアクセスをコントロールできる、とお勧めしています。

◆鍵の管理でかえって仕事が増えていないか?
すべての鍵の行方を追跡したり、紛失や置忘れで鍵を作り直したりという煩雑な作業で、施設の管理責任者は仕事が増えてしまいます。
物理鍵が存在しなければ、紛失によるセキュリティの危機は無くなり、カードキーなら瞬時に無効にしたり改正が可能、というわけです。

◆もっとフレキシブルなアクセスが必要か?
ビジネスの成長により、アクセスする必要がある場所や人が増えてくるはずです。
無線の入退室管理システムなら、従業員や訪問者や清掃員など、それぞれに時間や場所の細かいアクセス権を与えることができる、という説明があります。
コストが高くて邪魔なケーブルを必要としないのも、無線の入退室管理システムの売りとして上げられています。

当面は現行の入退室管理システムで十分だ、という結論に至れば、出入口のセキュリティ強化の優先順位を下げる選択も取り易くなるでしょう。
その代わりに、貴重な時間や予算を他の重要な防犯対策に当てることができるかもしれません。
セキュリティ強化の優先順位など検討もつかない、どの部分の防犯対策が重要か分からない・・・という方は、是非お問い合わせ下さい。
人手や予算不足は、私たち外部の専門家の手が解決する場合もあります。



 

 

職人集団・キープランナーは、防犯設備士によるプランニングから電気工事まで、防犯・セキュリティーに関する作業をトータルで行っています。
あちらこちらに分散した作業で発生するミスや時間の無駄でお困りの、マンション管理会社や組合、オフィスの内装関連業務の方々からのご相談をお待ちしています。

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セキュリティ   2018/09/29   キープランナー 代表

防犯対策に有効な生体認証 - バイオメトリクスのセキュリティが破られる?

先月、2020年の東京オリンピックにも生体認証による入退室管理システムが採用される、という話題を紹介しました。
SF映画の未来の世界では、バイオメトリクスが日常風景に普通に登場します。
そして同じぐらい普通に、そのセキュリティシステムが破られる場面も登場しているのではないでしょうか。

セキュリティ対策に有効なのは生きた瞳!私たち防犯対策業務の専門家は、常に万全のセキュリティを目指しています。
指紋や虹彩のような個々人の生体をキーとして制御するシステムは、物理的な鍵を中心に取り扱って来た私たち鍵屋から見ても、強固なセキュリティ対策として有効です。
とはいえ、人間が扱える範囲のものに「絶対」や「100%万全」は有り得ません。
バイオメトリクスの活用を不安に思う人々がいるのも当然です。

私たちの体の一部を利用する生体認証による防犯システムが、SF映画さながらに破られる可能性はどの程度か?
単純に興味がある人も多いと思います。
以下のMITテクノロジーレビューの記事(7月)は、なかなか有益な内容になっています。

Iris scanner can distinguish dead eyeballs from living ones
https://www.technologyreview.com/s/611675/iris-scanner-can-distinguish-dead-eyeballs-from-living-ones/

「虹彩スキャナーは、死んだ人間の眼球と生きている人間の眼球の判別が可能」とういうタイトルの通り、虹彩スキャナーの性能に関する研究が紹介されています。
生体認証システムを破ろうとして死体を利用する話は、例にあげられている映画「デモリッションマン」に限ったものではありません。
SF作品に登場しがちなアイデアです。
もう少し新しい映画「マイノリティ・リポート」でも見た記憶があります。
トム・クルーズ扮する主人公が、他人から取り出した眼球を使って虹彩を判別するシステムを搭載したロボットの追跡から逃げる、というシーンでした。
本当にそんなことが可能なのか?という疑問は、バイオメトリクスが日常生活に浸透して来た現在、現実問題になったようです。

ポーランドの大学の研究によって、死者の眼球と生きている人の眼球は、機械学習によって正しく判別することができるようになる、ということが分かったそうです。
死者の虹彩画像は、全て死者の眼球と正しく判断し、生きている人の虹彩画像を死後の眼球と誤って判断したのは、約1%だったとのこと。
しかしそれは、死後16時間以上経った虹彩についてのもので、死の直後(例えば5時間以内)の場合は、死後に起きる変化が乏しいため判断が難しい、ということでした。

この記事は、恐ろしいことを考えているハッカーには、死後すぐなら抜き取った目玉は使えるという隙を与えてしまったが、その目玉は数時間で効力を失う、というような怖い言葉で結ばれています。
しかし悪人がこの内容を知れば、多分、必要な虹彩の持ち主を生かして生体認証スキャナーの前に連れて来ることを選ぶのではないでしょうか?
これは、目玉のためにいきなり命を奪われたりしないように、なるべく広く知れ渡った方が良い情報かもしれません。
生体認証システムは、想像以上に高性能になってきています。



 

 

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セキュリティ   2018/09/20   キープランナー 代表

IoTとスマホで宿泊が便利に - ホテルでの電気錠と入退室管理システムの活用例

2020年の東京オリンピックに向けた準備が、各地で続いています。
私たちが担うその一端は、海外からの観戦客に備えた宿泊施設のセキュリティ強化です。
ここでも何度かお伝えしている通り、ホテルや旅館などでは、防犯対策の見直しが必須になっています。

例えば、不特定多数が出入りする施設への出入口やロビーなど、要所に対する防犯カメラの導入も検討される部分です。
刻々と期限が迫る中、私たちの防犯カメラ専門のチームも着々と設置作業を進めています。
どういったエリアのどのポイントに設置するのが一番効果的なのか、どのような機能を持ったどの機種が最適なのか、プロジェクト毎に様々な要因を検討して行きます。

ホテルのルームキーは便利で安全なものに!とは言え、鍵屋である私たちの仕事の中心は、やはり鍵に関する作業です。
宿泊施設の客室ドアに設置された鍵のアップグレードは、私たちの行うセキュリティ強化の重点作業です。
ここ数年で、昔ながらの物理的な鍵からカード型のキーに変更されたビジネスホテルなどの増加に、お気付き利用者の方も多いと思います。
ホテルのルームキーを新しいものにする作業と言えばそういうもの、と想像されるでしょう。

しかし今はもう、物理鍵が電気錠になりカードキーが使われるようになるという段階から、次の段階へと進んでいます。
その例として紹介されているのが以下の記事です。

ヒルトンホテル、“スマホで解錠”全客室を対象に
https://newswitch.jp/p/14391

多くの人が高機能のスマホを持っているのだから、それを活用しない手はないというのが、IoTに対応するサービスの世界的な主流になっています。
以前にも何度か紹介しましたが、既に海外の宿泊施設のシステムでは、フロントでのチェックインも不要になったり、スマートホームのように客室内の様々な設備のコントロールができるなど、鍵以外にも便利な機能が活用されています。
法的な規制などがクリアされれば、日本国内でも同様の使い方ができるようになるでしょう。

私たちがホテルや旅館などに設置している電気錠も、様々な利便性の向上が期待できます。
宿泊客が便利になり施設側の様々な管理業務が容易になる宿泊施設のシステムと、連動することが可能です。
上記のヒルトンホテルのルームキーがどのように使われるのかは、以下の公式サイトが参考になります。

ヒルトン DIGITAL KEY(デジタルキー)
http://hiltonhonors3.hilton.com/ja_JP/hhonors-mobile-app/digital-key.html

誤解されることもあるようですが、スマホを持っていないからと言って、部屋の鍵が使えないわけではありません。
今までカードキーを使っていた客室の電気錠がスマホのアプリでも開閉できるようになる、ということです。
上のページのFAQにも書かれていますが、カードキーなどの物理的な鍵も使えますので心配ありません。
私たちが一般住宅の玄関に設置する電気錠と同様です。

デジタル化されるものに対しては、セキュリティ問題が大きく取り沙汰されることがあります。
しかし、物理的な鍵にも、紛失や盗難、ピッキングなどのセキュリティ上の問題はあります。
スマホアプリのルームキーは、アプリの更新でセキュリティ強化が可能です。
そういった意味では、むしろ物理鍵より安心して使えるのではないでしょうか。



 

 

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セキュリティ   2018/09/12   キープランナー 代表
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