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鍵屋のブログ

海外の最新セキュリティ関連情報を中心に、趣味のスポーツの話題なども取り入れて、皆さんのお役に立つような情報をお届けしたいと思っています。

コロナ後を見据えるセキュリティ - 非接触の世界

弊社が設立から10年目を迎えた1年前の今頃、1年後の世界がこのような状況になるとは微塵も想像しませんでした。
改めて唖然とする事実ですが、新型コロナウィルスの脅威は相変わらず存在しています。
少しでも状況を良くするためには、私たち各々ができることをするしかありません。

非接触型防犯機器でウィルス拡散防止!ご存知の通り、建物や施設に対する物理的な防犯対策を行う私たちは、新型コロナウィルス感染予防対策として非接触型防犯機器の活用を推進しています。
感染症予防を目的として開発されたわけではない防犯機器ですが、新型コロナウィルスの拡散を防ぐ手段として導入するためのガイドになるのが以下の記事です。

No Touch, Low Touch
https://securitytoday.com/articles/2020/10/06/no-touch-low-touch.aspx

例えば、新型コロナウィルスの拡散防止のために、建物やオフィスや施設などで手で触る必要が無い、又は、手以外の部分(足や肘など)で操作できるドアを考えた場合、どういった選択肢があるのか?という紹介があります。

すぐに思いつくのが非接触型スイッチですが、メーカーによって使用されているセンサー技術は異なります。
タッチレススイッチには、コストなどの利点から赤外線センサーを採用するのが一般的というのは、記事で述べられている通りです。
しかし、ここに説明されているように、電源や有線・無線などセンサー技術自体の他にも考慮すべき点があるので、私たち防犯対策の専門家は、設置場所やその用途に合わせて最適な非接触型防犯機器を選び出します。

更に、ワイヤレスのキーフォブや入退室管理システムのカードリーダーなど、活用可能な非接触型防犯機器も取り上げられています。
しかし、必ずしも全ての出入口にそういった機器が必要なわけではないので、車椅子用等として設置されるロータッチプッシュプレートスイッチ(低い位置に設置されているプレート式のスイッチ)の紹介もあります。
肘や腰や足など手以外の部分で操作できるため、新型コロナウィルスの拡散防止に利用できます。

記事の中には、非接触型スイッチが急速に普及してきているため、将来的には従来型の押しボタン式のスイッチより一般的になる可能性がある、という一文があります。
同様の意見がタイトルになっている以下の記事でも、様々な非接触型防犯機器の紹介があります。

Contactless Technologies Create a Touch-Free Future
https://www.securityinfowatch.com/covid-19/article/21151568/contactless-technologies-create-a-touchfree-future

冒頭の記事にはなかったホームモニターなどの選択肢も記載されていますので、非接触型防犯機器選びのヒントになると思います。

このウィルスに随分と酷い目に遭わされている私たちは、転んでもタダで起きるわけにはいきません。
再起動した社会には、せめてこのパンデミック前よりも良くなる部分が必要です。
私たちが取り扱う非接触型防犯機器が、改善された未来につながることに期待しています。

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2020/10/20        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ビデオドアベル , ドアホン , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠

防犯対策のプロ選び - 悪質な鍵屋を避けるには

あっという間にシルバーウイークが終了しました。
各地の観光地が賑わい、多くの人々にとって久々に心身ともにリラックスできた機会だったようです。
再び新型コロナウィルス感染対策下の日常に戻り、リモートで業務を続ける会社員の方々は、リモートワーク環境の改善を検討する機会にもなったかもしれません。

前回取り上げたように、各々が自宅で勤務を続けるというリモートワークには、物理的なセキュリティの強化も重要です。
玄関のドアの古い鍵を電気錠に取り替えよう、と決めた方々もいるでしょう。
不用心なガレージ近辺に防犯カメラを設置したい、という方々もいると思います。
そういった物理的な防犯対策を、私たちのようなセキュリティの専門家に依頼しようと決めたとします。
そこでまず最初に迷うのは、その防犯対策をどの専門家に頼むべきか?ということでしょう。

インターロック一般住宅の防犯対策を行うのは、主に私たちのような鍵屋です。
ざっと検索してみただけでも、世の中には鍵屋と称する業者が相当数存在するのはご存知の通りです。
そして残念ながらその中には、本物の鍵屋とは認められない不届きな輩も含まれています。

イギリスの鍵屋の業界団体による以下の記事には、そういった怪しい業者を見分けるポイントが書かれています。
これは、日本国内でも十分に参考になる内容です。

3 Red Flags When Hiring a Locksmith – How To Spot a Rogue Locksmith & Prevent Being Scammed!
https://www.locksmiths.co.uk/faq/red-flags-hiring-a-locksmith/

ここではまず、低価格を売りにしたグーグル広告や、第三者機関による証明書や認定書の偽物の提示、警察推奨や警察機関と業務を行っているという宣伝文句などが、悪質な業者の危険信号としてあげられています。
加えて、全国展開のコールセンターだけの業者で、実際の業務は身元の怪しい鍵屋に丸投げしているケースや、とにかく料金に関する回答が不明瞭という場合は要注意だと書かれています。

ちなみに、最初にあげられているグーグル広告による低価格からの金額変更の手口についての詳細は、以下の記事で見ることができます。

Locksmith Bait & Switch Price Scheme – What is it? Beware of Cheap £49 & £59 Locksmiths
https://www.locksmiths.co.uk/faq/locksmith-bait-switch-price-scheme/

49ポンドは日本円で6,500円ぐらいですが、記事に掲載されている伝票では、最終的に20万円以上が請求されています。
イギリスでは、日本円にして5千円程度の低価格を囮にしたグーグル広告を検索トップに表示して客を集め、実際は高額の料金を請求する詐欺が全国的に増えているそうです。
しかし、24時間いつでも対応OKの鍵屋を、特に夜8時以降に呼んだような場合、その作業料金が5~8千円というのは非現実的だ、と述べています。

犯罪の国際化が著しい昨今です。
日本の私たちも、類似の手口を警戒するに越したことはありません。
冒頭の記事では、「ちゃんとした鍵屋であれば作業の内容を熟知しているので、電話であろうとメールであろうと、料金の見積もりを出すことができるはずだ」という解説があります。
これは間違いなく私たち日本の鍵屋にも通用する原則です。
「例えば、特定の鍵の値段とか解錠作業のような料金でさえ正確に答えることができない」という要注意点も同様です。

デフレの続く日本ですが、セキュリティで安全や安心を求める際は、常識破りな低価格や好条件に十分ご注意下さい。

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2020/09/25        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 電気錠 , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(5)- リモートワークの防犯対策

先週は、またもや台風が九州地方に被害をもたらしました。
私たちが代理店として製品を取り扱っているロックマンジャパン社がある地域では、停電が発生していたようです。
幸いそれ以上の大きな混乱は無かったようですが、深刻な被害があった地域の一刻も早い復旧を祈るばかりです。

リモートワークに必須の住宅の防犯対策強化新型コロナウィルスの感染予防対策としてのリモートワークの拡大で、郊外や地方に引っ越しをする人々も増えていると聞きます。
都会を脱出すれば、自然災害によって交通機関が大混乱するという都市部にありがちな被害とは、ほぼ無縁になるかもしれません。
しかし、通信や電気の遮断といった被害は十分想定できます。
在宅で仕事をするためには、新たなリスク管理が必須です。

自然災害以外にも、リモートワークで心配される事態があります。
セキュリティ上の最大の心配事は、やはり情報漏洩に関するものかもしれません。
新型コロナウィルスの感染予防対策下では、強固なセキュリティシステムを持たない中小企業でも、社員のリモートワークが不可避な場合があるでしょう。
サイバーセキュリティの基本として参考になりそうなのが、以下のリンクにある少し前のフォーブス紙の記事です。

Protect Your Business And Your Remote Staff From Hackers With These 16 Strategies
https://www.forbes.com/sites/forbestechcouncil/2020/07/07/protect-your-business-and-your-remote-staff-from-hackers-with-these-16-strategies/

しかし、実際に家で仕事をするとなると、重要なのはサイバーセキュリティだけではありません。
実は、私たちの専門である物理的セキュリティによる防犯対策も強化を検討する必要がある、というのが以下の記事です。

Safe at Home: Improving Security at the Door
https://www.locksmithledger.com/locks/article/21148235/safe-at-home-improving-security-at-the-door

仕事を家で行うようになるということは、企業の重要書類や情報がリスクにさらされる可能性があり、住宅のドアなどの防犯対策強化が求められる、というのです。
実際アメリカでは、新型コロナウィルスによるシャットダウンが行われた3月以降、財産が侵害される犯罪が増加しているということなので、単なる鍵屋のセールストークではない説得力があります。

日本に比べて犯罪率が高いアメリカですが、ハリウッド映画で目にする高級住宅でもなければ、玄関先の防犯を昔ながらのシリンダー錠が担っている住宅も少なくないようです。
この記事で推奨されているセキュリティ強化のための対策が、その事実を物語っている気がします。
それは、非常にシンプルな2つの防犯対策です。

まず最初の一歩が電気錠の導入です。
記事では、鍵を持ち歩かなくても良いということ以外の電気錠の利点が説明されています。
侵入防止の防犯アラームと連動することもできるというのは、郊外の広めの家向きのセキュリティ強化にもなりそうです。

次にお勧めされているのが、インターホンやホームモニターの設置です。
最近人気のビデオドアベルも、鍵をかけたドアの向こう側で安全な状態を保ちつつ、外部の訪問者を確認できるシステムの一つです。
まだ馴染みのない新居の環境で、望まざる訪問者を防ぐための有効な手段にもなるはずです。

どれも住宅の防犯対策としては初歩的なものばかりです。
しかし、リモートワークが普及するこの機に地方で手頃な民家を見つけて移住する、という方々にも是非活用して頂きたい基本の物理的セキュリティ対策です。

自宅が職場にもなるコロナ時代。
一般住宅にもオフィス同様のセキュリティ強化が求められる日が来るのでしょうか?

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2020/09/12        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ロック , , ビデオドアベル , サイバーセキュリティ , 電気錠 , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(4)- プライバシー保護意識の変化

猛暑の記録が更新され続けています。
新型コロナウィルス対策と共に、暑さへの対策も行いながらのセキュリティ対策業務の毎日です。

先月、新型コロナウィルス関連の追跡システムとプライバシー問題についての話題を取り上げました。
もちろん、スマホのアプリと私たちの行う防犯対策は直接関係はありません。
そこで今回は、私たちの業務であるセキュリティ対策に直接関連する、防犯カメラとプライバシーに関連した話題を見てみようと思います。
コロナ時代後の防犯対策とプライバシー問題
英国政府のサイトに掲載された以下のブログでは、新型コロナウィルス問題発生以降の監視社会とプライバシー問題に関する考察が書かれています。

Surveillance and COVID-19: Lessons to be learnt
https://videosurveillance.blog.gov.uk/2020/04/21/surveillance-and-convid-19-lessons-to-be-learnt/

ここでは、世界各国で行われている新型コロナウィルス感染拡大防止策の例として、誰と接触したかを記録するためのスマホの追跡アプリや、顔認識機能付きの監視カメラのネットワークや、外出許可制度、社会的距離を強要するドローンなどがあげられています。

しかし、私たち日本人にとって報道等でお馴染みの隣国の監視社会のような、顔認識で家にいるはずの人を追跡したり、公共交通機関の赤外線カメラが体温測定機能で感染者を特定し当局が介入するといった事態は、英国では起きないのだと述べています。
なぜならば、上記のような新型コロナウィルス感染拡大防止策は、感染や免疫に関する正確な情報を提供することが可能で、それができるという明確な技術能力を持ち、不当に人権を侵害するものではない、という基本的なテストに合格しない限り、英国に導入されることはないからだ、と説明されています。

これは、日常生活の中のプライバシー問題として私たち日本人にも身近な問題です。
現に、新たに発生したように見える新型コロナウィルス感染拡大防止策導入のための問題は、実は、既にある防犯機器導入に対する問題と同じで、社会監視のプラットフォームとして顔認識技術の使用を正当化するのと同様の基準なのだ、と書かれています。

ここで取り上げられている基準については、「警察と地方自治体は、監視カメラ行動規範の12の基本原則を遵守する必要がある」と説明されています。
この基本原則は、2013年に作られたため改訂が求められているようですが、今でも十分に防犯対策と法律問題の参考になるものでしょう。
以下の国際社会経済研究所のサイトで、日本語で簡潔に説明されている文書が公開されています。

英国における監視カメラ・顔認識技術と法規制動向(9ページ目から)
https://www.i-ise.com/jp/information/report/20150903_CCTVinEngland.pdf

新型コロナウィルス感染拡大防止のためならプライバシー侵害は止む無し、とする社会が存在します。
コロナ後の正常に戻った世界で、より侵害的な監視手段が長引かないようにするにはどうすればよいのか?
このブログの問いかけは、セキュリティ対策とプライバシー保護の関係性が既に変わりつつある、と暗示しているのかもしれません。

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2020/08/24        キープランナー 代表   |    タグ:防犯カメラ , セキュリティ

残暑お見舞い申し上げます - セキュリティ情報発信@渋谷

今年も梅雨明けの日本列島は猛暑のようです。
海が近い横浜でさえ、35℃近い気温が記録されています。
暦の上では秋ということで残暑見舞いになるのですが、まだまだ当分暑い日が続きそうです。

コンクリートに囲まれた東京都心は、実際の気温以上に暑さを感じます。
先週火曜日には、最高気温33℃超えの渋谷で、更に熱気を感じる貴重な体験をすることになりました。
お陰様で無事、トップページの「お知らせ」で告知していたラジオ番組出演を終え、緊張の汗を拭いた次第です。

たまたま放送を耳にした渋谷周辺が生活圏の若者たちにも、身近なセキュリティ対策を考えるきっかけになっていれば嬉しい限りです。
ちなみに番組の内容の概要は、以下のページで見ることができます。

Enaspiration Presents「安蒜幸紀のアイカギ」 8月4日放送回
https://enaspiration.com/interview/2020/08/05/

非接触型防犯機器 Epicシリーズ番組内でもお話しましたが、このところ新型コロナウィルス感染予防対策として活用できる非接触型防犯機器が注目されています。
渋谷クロスFMのスタジオ内にもポップが展示されていましたが、エナスピレーション社製のEpic(エピック)は、ドアノブや鍵に触れること無く簡単に解錠できる人気の製品です。

その他にも、様々な用途で非接触型の防犯機器が登場しています。
時間の都合で、具体的な機器の数々を紹介することはできませんでしたが、以下のページにお勧めの機種を掲載しています。

新しい生活様式に最適なセキュリティ機器『顔認証システム』
http://key-planner.com/news/archives/7

タッチレスでセキュリティ強化『非接触ボタン』
http://key-planner.com/news/archives/8


夏の疲れが出るころです。
身体が弱ると、新型コロナウィルスにも勝てません。
お身体にお気をつけてお過ごしください。

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2020/08/11        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ

DIYセキュリティのリスク - 再び表面化した危険

新型コロナウィルス対策で外出を控える事情から、DIYが人気になっているようです。
様々なものを手作りする流行の中に、防犯対策の自作も含まれているのかは不明です。
しかし、先月またしても不安なセキュリティ関連記事を目にしました。

DIYセキュリティの危険記事の主役はGuardzillaという中国の会社です。
名前はいかにもな感じですが、手頃な価格のホームセキュリティカメラのメーカーでそれなりの販売実績があり、しかし今まで何度かセキュリティ上の問題が発覚し、それを無視し続けていたメーカーでもあります。

Guardzilla Shuts Down, Leaving Security Camera Customers Stranded
https://www.consumerreports.org/home-security-cameras/guardzilla-shuts-down-leaving-security-camera-customers-stranded/

記事では、この小さなメーカーが、セキュリティ上の欠陥や役立たずになったカメラを小売店に残したままひっそりと廃業した、と伝えています。
そのため、メジャーなチェーン店やオンラインサイトなどでも、このメーカーのセキュリティカメラが販売され続けているようなのです。

Guardzillaのカメラは、アプリにサインインしたり新しいカメラをアカウントに追加することができなくなった、ということがコンシューマー・レポートの製品テストで判明しているそうです。
なので、「買っても何の役にも立たないので買わないように」と警告しているわけです。

他メーカーのインターネット接続型のカメラ同様、Guardzillaのカメラも会社のサーバーにユーザーのビデオ映像を保管していたということですが、現在そのサーバーはシャットダウンされているようだ、と書かれています。
「しかしそれは、ビデオ映像が消えたという意味ではない」という一言は、ユーザーを更なる不安に陥れるものかもしれません。
記事には、「オフィスの椅子や古いファックス機とは異なり、ユーザーの個人的なビデオは会社の資産の1つであり、売却で譲渡することができる」という説明があります。
せっかく買った防犯カメラが使えなくなっただけでも迷惑ですが、問題はそれだけでは無い可能性があるようです。

こういった形でシステムをシャットダウンし、ユーザーの手元にゴミと化した機器を残して消えたメーカーは、この会社が初めてではないと書かれていますが、確かに前にも目にしたことがあるような話です。
なぜ同様のケースが何度も起きるのか?
「これは間違いなくIoTに関する体系的な問題だ」というコンシューマー・レポートの専門家のコメントで、その理由が分かると思います。

IoT機器が必要とするサーバーやシステムは、製造元などが維持管理を行わなければなりません。
DIYセキュリティと名乗っていても、IoTの防犯機器は、自分で所持や管理をしていないサーバーやシステムに依存しているのが実情です。
もちろん、優れたDIYセキュリティ機器も存在します。
鍵屋の私たちが自分たちの仕事を奪われないように、DIYセキュリティの恐怖を煽っているわけでもありません。
しかし、DIYセキュリティ機器として人気の低価格帯防犯カメラ製品には、この類の危険性が潜んでいることは事実です。
そしてGuardzilla社の360度HD防犯カメラは、今でも日本のアマゾンのサイトで販売されています。

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2020/07/31        キープランナー 代表   |    タグ:防犯カメラ , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(3) - 急増する防犯機器の活用

前回、プライバシー保護と防犯対策に関する意識の変化についてふれました。
私たちが普段見聞きするニュース報道などでも、新型コロナウィルス感染経路の追跡手段として、防犯カメラ等のセキュリティ機器が徐々に活用され始めていることが分かります。
そこで今回は、最近の監視社会に関する記事を見てみたいと思います。

新型コロナウィルスと防犯対策以下は、先月セキュリティ情報サイトに掲載されていた記事です。
Covid追跡の手段と関連して、世界的に監視社会が広まりつつあるという内容です。

Growth in global mass surveillance linked to COVID tracing measures
https://www.ifsecglobal.com/video-surveillance/growth-in-global-mass-surveillance-linked-to-covid-tracing-measures/

この記事では、職場の「新しい常識」として、サーマルカメラによる体温測定の定着を予測しています。
そして、既に顔認証システムやセキュリティカメラの使用が急激に増加している、と述べています。
デジタル権の専門家によれば、新型コロナウイルス発生の間に世界中で監視が広まり定着してきているので、プライバシー擁護派が懸念しているということです。

Top10VPNというデジタルプライバシー擁護のサイトによると、現在35か国でデジタルトラッキングが行われており、少なくとも28か国で連絡先追跡アプリが使用されているそうです。
更に、そういったアプリの半分以上は、ユーザーのデータがどれだけの期間保存されるのかを明らかにしていない、とも述べています。
そして、中国、イスラエル、インド、バーレーン、クウェート、ノルウェーなどが最も監視追跡を行っている政府とされています。

アムネスティインターナショナルによれば、連絡先追跡アプリの一部は「正当な範囲を大きく逸脱した侵害的監視ツール」であることが判明しているそうです。
国別アプリの状況に興味がある方は、Top10VPNが調査分析した表(Covid-19 Digital Rights Tracker Report)が公開されています。
日本でもマスコミが取り上げて話題になった韓国の接触追跡アプリもリストに含まれていて、プライバシーに関するチェックも行われています。

個人的には、ここであげられている人権侵害的な監視追跡ツールを使う政府のリストに、ノルウェーが入っていることに少し驚きました。
詳しい事は不明ですが、先進的と言われる北欧の国が安全とプライバシーを秤にかけた結果なのかもしれません。
当然ですが、私たちが行う防犯対策で導入・設置を行うセキュリティ機器は、こういった追跡ツールのようなものではありません。
しかし、生体認証システムや防犯カメラなど個人情報に関連する防犯機器は、確実に増えてきています。

パンデミックの第2波は必ず来ると言われています。
そして私たちの社会は、まだセキュリティと個人データの保護に対する落としどころを見つけてはいません。

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2020/07/21        キープランナー 代表   |    タグ:サイバーセキュリティ , 防犯カメラ , セキュリティ

防犯カメラにできること - 事実の記録

日本列島は、毎年のように大きな自然災害が発生するようになってしまっています。
このところの大雨で被害に遭われた各地の方々には、心からお見舞い申し上げます。

地方で発生した災害は、関東地方の私たちにも無関係ではありません。
例えば、私たちが正規代理店としてその製品を取り扱っているロックマンジャパン社は、今回の大雨の被害が及んだ鹿児島の会社です。
心配で連絡を取り合っていましたが、スタッフ一同の無事が確認できて一安心しました。
私たちの社会は、目に見えている部分以上に繋がっています。
被災地がどこであっても、これ以上の被害が無いことを祈るばかりです。

一方、私たちが活動する都心部では、経済活動の再開と共に新型コロナウィルスの感染者が増えています。
予想されていた事態とはいえ、的中しても全く喜ばしいことではありません。
私たち一般人の様々な活動が制限されるのはもちろん不便ですが、医療関係者にかかる負担は深刻です。
通常の仕事ではもちろんのこと、生活の中でも注意を払わなければならないことが多々あるようです。

店舗のセキュリティカメラ先月耳にした以下のニュースは、そんな医療関係者の状況が関連したものでしたが、防犯機器が最悪の事態を防ぐための役に立って良かったと思った事件でした。

「僕サーズ」聞き間違えられ逮捕「時勢が悪かった」
https://www.sankei.com/west/news/200617/wst2006170007-n1.html

本来の防犯の目的とは違う使い方かもしれませんが、防犯カメラを設置したことにより事実確認ができたという利益があったことは確かです。
もう5年も前の事ですが、アメリカで起きた類似の事件をこのブログ(防犯カメラにできること - 無実の証明)でも取り上げています。
防犯カメラの映像に関しては、プライバシーが問題だという意見も十分理解できますが、このような証拠となるのも事実です。

防犯カメラ映像の他にも、このところ欧米諸国の黒人差別への抗議運動(BLM)で注目されているのが、警察のボディカメラの映像です。
警官が一般市民に暴力をふるう様子も分かりますが、正しく対処しているケースの証明もできます。
その効用は表裏一体で、装備の採用に関しても防犯カメラの設置同様プライバシーの問題から、世界各地で賛否両論あるようです。

ここ数か月、様々な地球規模の問題が起きています。
全ての事が目まぐるしく移り変わっています。
プライバシー保護と防犯対策のバランスも、少しづつ変わりつつあるような気がします。

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2020/07/12        キープランナー 代表   |    タグ:防犯カメラ , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(2) - 防犯機器をコスト抑制にも

新型コロナウィルス騒動で大きな損失を被った商業施設などでは、すっかり遠のいてしまった客足を戻すために様々な努力をしています。
パンデミック以前からデフレが続いている日本ですが、更なる値引き合戦も盛んです。
しかしアメリカなどでは、私たちからは信じがたい様々な価格上昇の動きがあるようです。
以下の記事では、コロナ税ともいえるサーチャージが加算される状況が説明されています。

COVID-19 surcharge: Why you're seeing extra fees on your bill
https://www.cnet.com/personal-finance/covid-19-surcharge-why-youre-seeing-extra-fees-on-your-bill/

例にあげられている美容院などは、営業時間や入店の人数制限で確実に売り上げが減るのに、COVID-19の感染防止対策が必要になっています。
マスクや拭き掃除用の消毒剤を買うコストが加算されるという状況は、日本の商店などでも同様です。
そういったコロナ対策費は、日本のビジネスにとっても無視できないはずです。

しかし、追加料金という手段に関しては、アメリカ人でさえ加算された場合は次回は他を考える、という実情があることが以下の記事から分かります。

COVID-19 Related Surcharges May Pop Up on Your Next Bill
https://www.nbcboston.com/investigations/consumer/nbc-boston-responds/covid-19-related-surcharges-may-pop-up-on-your-next-bill/2135002/

追加料金の導入は、商売にとって最終的にリスクが高い行為で、日本では無理な選択肢だということでしょう。
とはいえ、いつまで続くのか分からない感染防止対策に、当面は消毒剤や使い捨てシート等を使い続けなければなりません。
増えたゴミから無駄を感じ、環境を破壊する罪悪感まで抱く人がいるのも無理はありません。

この事態の改善に私たちが提案できるのは、非接触型防犯機器の導入です。
中でも非接触ボタンは、このところ大いに注目を集めています。
手に触れる場所に対する清掃作業にかかる時間やその人件費や消毒剤が無駄だというのなら、そもそも手で触る場所を減らせば良いはずだからです。

非接触式解錠スイッチ SI-58B

新型コロナウィルスの感染防止対策に出費がかさむという話をしているのに、新たに防犯機器を買うなど有り得ない、と言われてしまうかもしれません。
しかし、後々まで使うことができる防犯機器は、全くの無駄にはならないはずです。
接触を減らすことによって、オフィスの訪問者や店舗の来客の不安を減らすこともできます。
利便性とセキュリティを兼ね備えた非接触ボタンは、そのシンプルな機能で感染防止効果が期待されています。

 

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2020/06/30        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(1) - 今こそ無駄ではない防犯対策

新型コロナウィルスの感染を警戒する生活が続いています。
「マスク着用で人との接触を避けるべし!」で注目されているのが、顔認証システムを搭載した非接触型防犯機器です。
メディアでよく登場するのは、体温測定機能まで備えた空港の入管レベルのものですが、実際は幅広い場面で活用されています。
ちなみに、日本も含めた世界中の顔認証システムの普及具合が紹介されているのが以下の記事です。

Smile, You're on Camera: The Facial Recognition World Map
https://www.securitymagazine.com/articles/92483-smile-youre-on-camera-the-facial-recognition-world-map

この記事からも感じることですが、使われているのはセキュリティが厳重な場所ばかりな印象があります。
ウチの会社は厳格なセキュリティを必要とする機密情報とか無いし、 顔認証システムなんかいらないし縁が無い、という感想が多くなるのも無理がないかもしれません。
しかし、最近の顔認証システムは、セキュリティ強化のためだけではなく、コロナ対策下の日常生活をスムーズにする便利な使い方もできるのです。

ただでさえ業績が落ち、新型コロナウィルス対策費がかさむこのご時世に何が最新の防犯対策だ!と思われるかもしれません。
でも、新型コロナウィルス感染防止の対策としても使えるセキュリティ強化なら、決して無駄にはなりません。

顔認証機ProFaceX 具体的に威力を発揮する活用例を、私たちのお勧めの機種でご紹介します。

株式会社 IDマネジメント
ZKTeco 顔認証ProFaceXシリーズ

顔認証システムの能力は、登録された個人を識別できるという事だけではありません。
このシリーズには、マスク検出機能付きのモデルもあります。
この機能を利用して、マスク着用の場合のみ入室を認めるといった活用が可能になります。
病院や老人ホーム、介護施設など、スタッフ以外にも不特定多数の人々が出入りして、なおかつマスクを着用しない訪問者を排除したい、という施設には最適です。

新型コロナウィルスの脅威に備える状況下では、様々な施設で必須になる業務が増加しているはずです。
各々のスタッフの作業負荷も増えていることでしょう。
出入口で訪問者をチェックする人員を割かなければならない事態は、好ましいことではありません。

顔認証システムは、訪問者のコントロールと施設の安全確保を人手に頼らずに行うことができます。
導入をお勧めするのは、医療機関に限った話ではありません。
新型コロナウィルス対策が必要な現場には、是非ともこのような非接触型の防犯機器を活用して頂きたいと思います。

 

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2020/06/21        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ビデオドアベル , 防犯カメラ , 入退室管理 , アクセスコントロール , セキュリティ