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鍵屋のブログ

海外の最新セキュリティ関連情報を中心に、趣味のスポーツの話題なども取り入れて、皆さんのお役に立つような情報をお届けしたいと思っています。

新居の防犯対策は玄関から - シリンダー錠は死せず

新型コロナウィルスの勢いが収まらない中、今年も新年度を間近に迎えています。
今年はさすがに「引っ越し難民」という言葉は、鳴りを潜めたのでしょうか?
状況を垣間見ることができる資料がありました。

「2021年引っ越しシーズン(繁忙期)の動向予測調査」並びに「2020年新型コロナによる賃貸不動産仲介会社への影響調査」の結果を公表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000005414.html

コロナ禍とは言え、依然として年度末に転居が必須になる方々は存在します。
そして、私たちが新年度に向けて行う玄関の鍵関連の作業も、コロナ禍であっても必要とされています。

「新居の防犯対策を忘れずに!」は、今春も変わらない私たちの掛け声です。
賃貸物件では、まずは玄関の鍵が交換されているかどうかの確認から始めて下さい。

シリンダー錠は終わっていない近年、私たち鍵屋が行っている玄関の防犯対策は、電気錠の取り付けや交換が主流です。
電気錠が選択されることが増えたのは、ピッキングや鍵の複製などの犯罪により、シリンダー錠の防犯強度に疑問が生じたことも理由の一つでしょう。

しかし、シリンダー錠と鍵のセットは、既に役割を終了した過去の遺物になったわけではありません。
例えば、鍵業界シェア世界No.1のアッサアブロイ社では、以下のような鍵を作っています。

Medeco 4: A New Day in High Security
https://www.youtube.com/watch?v=BdNDhBvCjI0

可動ピンによって3Dプリンターで複製されることを防ぐ、特許申請中のシステムです。
同様の機能は、アッサアブロイ傘下のMul-T-Lock社によるインタラクティブ・ピンを使った鍵にもありましたが、やはり複製やピッキング対策として開発されたものでした。

日本ではアッサアブロイ社の知名度は高くないのですが、偶然にも先週放送されたTV番組「Youは何しに日本へ?」の成田空港インタビューのコーナーに、フィンランド出身の日本法人の方が登場したのを目にしました。
「世界最強の鍵」ということで、こういったタイプの鍵を紹介していましたが、上の動画の方が新しいタイプでしょう。

コロナの時代に新たに登場する優れたセキュリティ機器があります。
しかし、一見古い防犯対策に見えるシリンダー錠も進化を続けています。
電気錠ではない新居の鍵も、最先端のセキュリティを備えているかもしれません。

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2021/03/23        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , セキュリティ

厳格なセキュリティの落とし穴 - 無力化される防犯機器

一向に収束しない新型コロナウィルスのパンデミックの影響で、様々なイベントの予定が変更され続けています。
特別なものではなく日常生活の中でも、中止や延期を余儀なくされて見通しもたたない事案が数知れずの状況です。
しかし、私たちの物理的セキュリティ対策関連作業は、止めるわけにはいきません。
引き続き防犯対策に勤しむ毎日が続いています。
そんな中、先月明らかにされた、昨年9月に柏崎刈羽原発で起きていたという以下の事件には驚かされました。

他人IDで原発制御室へ不正入室( 新潟日報 2021/1/23)
https://www.niigata-nippo.co.jp/world/national/20210123594705.html

IDカードについては、実は福島第二原発でも紛失事故が発生していたことが、以下の記事でも明らかにされています。

侵入者検知機器損傷・IDカード紛失…東電、核物質防護上の問題発覚と発表(読売新聞オンライン 2021/2/19)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210219-OYT1T50133/

原発施設にはハイレベル・セキュリティが必須本来、トップレベルでセキュリティが高くなくてはいけない施設で、信じがたいずさんな管理が露呈してしまったわけです。
鍵屋でなくても驚いたはずです。

原発の様な高強度なセキュリティが必須の施設には、例えば顔認証と生体認証、カードと生体認証、といった二重アクセスを用いて通常より高いセキュリティシステムを導入するべきだ・・・と思っていたら、更に明らかにされた事実に再び唖然とさせられました。

「とんでもない」東電、規制庁に批判 原発不正入室問題(朝日新聞デジタル 2021/2/9)
https://www.asahi.com/articles/ASP287607P28UOHB00V.html

防犯対策を二重にしようが三重にしようが、それを利用する側によって故意に無効にされてしまえば、全く意味がありません。
人間によるセキュリティ対策の無力化は、私たち防犯対策の専門の間でも、しばしば困った難題として取り上げられます。

こういった重要施設に関わらず、オフィスや店舗のような一般的な建物でも同様です。
厳重なセキュリティロックが設置されたドアを開けたままにして使っていて、結局全くセキュリティが無い状態になっている建物などがその例です。
防犯機器がしっかり作動していても、その警告を無視されてしまえば防犯のしようがありません。

大音量で鳴る火災報知器を止めて何事もなかったことにすれば、火事が燃え広がってしまいます。
原発のような施設では、何かが起きてからでは取り返しのつかない物を扱っている事を強く認識して、導入されているセキュリティシステムの運用を適切に行って欲しいものです。

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2021/02/22        キープランナー 代表   |    タグ:防犯カメラ , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ

最強のセキュリティは何処に? - 米議事堂襲撃事件と顔認証

令和も3年目に入り、1年で一番憂鬱な日という噂の第3月曜日も過ぎました。
巷では、新しい大統領を迎えたアメリカに関心が集まっています。
とはいえ、米連邦議事堂の襲撃事件の映像が衝撃的過ぎたせいか、全くもって一件落着な気がしません。
民主主義社会に自由で平和なイメージを抱く世界中の多くの人々に与えたショックは、大きすぎました。

ハイレベルセキュリティカメラと顔認証機能あんな暴挙が国会議事堂で許されるなんて、あの強固だったはずの国のセキュリティ体制は、一体どうなっているんだ?という疑問もわきます。
なぜあれほどの人数の人々が、物理的に簡単に議事堂の中に入れてしまったのか?
防犯対策に不備があって、まさかセキュリティ機器が設置されていなかったのか?
アジアの片隅の日本の鍵屋でさえも理解に苦しみます。

東京オリンピックの防犯対策としても注目されてきたセキュリティカメラと顔認証システムは、テロ行為に対しても有効とされていました。
以下の記事では、今回の議事堂襲撃事件のような場面でもその効果が発揮されるはずだという意見と共に、議事堂に設置されているセキュリティ機器についても、少しだけですが触れられています。

Will Facial Recognition Identify People Involved in Capitol Attack
https://securitytoday.com/articles/2021/01/08/will-facial-recognition-identify-people-involved-in-capitol-attack.aspx

ここに登場しているセキュリティの専門家によれば、議会の建物全体に設置されている監視システムは、一般住宅用の廉価な防犯カメラとは全くの別物で、特に重要な部分を監視するためのセキュリティカメラは、最高級レベルのものだそうです。
これは誰もが当然だと思っていることでしょう。

その最高級なセキュリティカメラがどのぐらい凄いのか?というと、数年前なら想像もできなかった4KHDの解像度で個人を特定できるもので、画像を調整して見なければならないようなぼやけた画像など無いレベルなのだそうです。
私たちがニュースで見た議事堂が襲撃されるショッキングな映像とは全く別の、高解像度のセキュリティカメラ映像が存在するはずだ、というわけです。

続けて述べられているように、ハイレベルな防犯カメラに搭載されている顔認証システムには、犯罪捜査に効力を発揮する高度な機能があります。
その機能を使えば、あの場にいた人々を特定するのは、実はそれほど難しいことではなさそうです。
事実、この記事から既に10日以上経過した現在は、逮捕者の数も増えています。
これからも事件に関する新しい情報が出されれば、セキュリティの状況についても更に詳しいことを知ることができるはずです。

アメリカの政治は、今後もしばらく緊張が続くと言われています。
最先端のセキュリティを誇る国の、国家レベルの安全対策のお手本を見ることができるのか?
新型コロナウィルス対策の梃入れと共に、世界中が注目するところとなりそうです。

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2021/01/22        キープランナー 代表   |    タグ: , 防犯カメラ , アクセスコントロール , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(6) - 2021年に向かう防犯対策

世界的なパンデミックの終息が見えないまま、新年を目前にしています。
去年の今頃は、一年後のこんな年の瀬を想像することなど微塵もなく、新しい年を間近に控えて明るい気分でした。
安全な生活を保つための仕事をしている私たちでも、この変わり果てた現実に戸惑うばかりです。

2021年のセキュリティトレンドは?とはいえ世の中には、新型コロナウィルス感染以外の安全上の問題が存在することに変わりはありません。
私たちの防犯対策業務も、次を見据えつつ続いています。

年末恒例のセキュリティ業界の未来予想記事が登場していますので、今年も目を通してみることにします。

5 access control trends for 2021
https://www.ifsecglobal.com/access-control/5-access-control-trends-for-2021/

物理的セキュリティ対策の専門家である私たち鍵屋が本業とするところの、出入口のセキュリティ対策と言えば、アクセスコントロールです。
そして、必要とされる入退室管理システムの開発にも、新型コロナウィルスが大きく影響していくことが予想されています。

この記事の中でピックアップされている5つのトレンド予想は、以下のような項目になります。

1. モバイル化
2. 複数認証システム
3. 生体認証
4. クラウド/サブスクリプションベース・モデル
5. 衛生と物理的な分離

おまけとしては、ウェアラブルと埋め込み型の予想もあげられています。

ここで注目されている防犯対策の中でも、新型コロナウィルスの流行が直接影響しているという記述があるのは、モバイル化、生体認証、衛生/物理的分離の項目です。
物理的なセキュリティ対策がITと一体となってシステム化されていく姿が、はっきりと見えてきています。
そしてそのキーワードは、「タッチレス」であることも良く分かります。

2020年の終わりも近づいてきましたので、終わらぬコロナ時代への新な対策を探りつつ、これにて年末のご挨拶とさせていただきます。
未曾有の事態にもかかわらず、今年も変わらぬご愛顧にあずかり、ありがとうございました。
皆さま、どうか安全で健康なお年をお迎えください。

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2020/12/31        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , スマートフォン , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ

鬼以外の罰当り者も退散! - 神社仏閣を守る防犯対策

新型コロナウィルス感染の第3波警戒下、師走を迎えた日本中で「鬼滅の刃」旋風が続いています。
常々、漫画家という人たちの創造性は本当に凄いと思っているのですが、こんなご時世に経済活性化までしてくれるのですから、漫画やアニメを見くびってはいけません。

「鬼滅の刃」の聖地と称される各地の神社やお寺に、ファンの人々が続々と訪れているという報道も耳にしました。
疫病に見舞われた一年だと言っても、今年も変わらず年末年始が目の前です。
期せずして多くの人々が訪れる場所になっている神社仏閣は、例年より早い人出への対応に追われていることでしょう。

「鬼滅の刃」のラスボスの鬼舞辻無惨は「神も仏も見たことがない」とうそぶいていたようですが、人間界にも神社仏閣で悪事を働く輩が存在していています。
ご存知の通りお寺や神社の侵入窃盗犯は、決して珍しいものではありません。

鬼どもは竈門炭治郎に退治してもらうとして、人間の場合は、罰当たりと言っても斬って捨てる訳にはいきません。
情けないこととはいえ、お寺や神社も防犯対策が必要なのが現実です。

少し前のことですが、北陸への出張の際にお寺に立ち寄る機会がありました。
一般の人が気付くことは少ないと思いますが、境内の廊下や階段には、しっかりと防犯カメラが設置されていました。
以下は、その施工の苦心ぶりを撮影した写真です。

苦心の跡が見られる防犯カメラの設置例1   防犯カメラの設置例2


お寺や神社でも、防犯対策が重要な時代です。
とはいえ、歴史ある神社仏閣の柱や梁などに、防犯機器用の配線の穴を開けるわけにはいきません。
物理的セキュリティーの専門家たちは、このお寺の防犯カメラのように施工に苦労を重ねています。

私たちキープランナーでも、神社仏閣のセキュリティ工事の提案やご相談を承っています。
賽銭箱に焦点を合わせた防犯カメラの設置など、お気軽にお問合せ下さい。

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2020/12/14        キープランナー 代表   |    タグ:防犯カメラ , セキュリティ

コロナ禍の防犯関連詐欺 - 偽鍵屋の所業(1)

ふと気付けば、今年最後の月が目前の11月下旬です。
そんな事はお構い無しに、第2波とも3波とも言われる新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。
でもそれは世界中の傾向なので、私たち日本人にだけ不手際があったわけではありません。
それどころか、未だにマスクを目の敵にする人々がデモ行進する欧米に比べれば、私たちは良くやっているのかもしれません。
それでもウイルスは制し難いということなのでしょう。

鍵屋が詐欺に利用される時代経済が停滞し人々が生活に困るようになると、犯罪が増えてしまうのは世の常です。
手っ取り早く日銭を稼ぐ方法として、様々な詐欺犯罪も横行しているようです。

困窮する人々を騙す手口として、士業を語る詐欺が頭に浮かぶことはあると思います。
でも、鍵屋を語るとなると気が付きにくいかもしれませんが、窮地に陥った人の弱みに付け込むという意味では、同等に注意が必要です。

以下は悪名高いイギリスのタブロイド紙の記事ですが、鍵屋の業界団体からのコメントもあり、信憑性は低くない内容です。

Rogue locksmith bills woman £1,465 bill for 30 minute job despite £200 quote
https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/rogue-locksmith-bills-woman-1465-23023412

経済が停滞する昨今は、新手の詐欺的手口として鍵屋が悪用されつつあるようだという話ですが、その状況はもちろんイギリスだけのことではありません。

少し前にも「防犯対策のプロ選び - 悪質な鍵屋を避けるには」で、イギリスで広まっているという鍵屋詐欺についての記事を取り上げました。
今回のデイリー・ミラーの記事も、被害が増加しているという追加の具体例のような報道ですが、ここでは興味深い数値があげられています。

Master Locksmiths Association (MLA)というイギリスの鍵屋業界団体からの質問に対して、鍵の専門家の70%近くが、ここ1年でお客さんが呼んでしまった悪質な鍵屋がやらかした鍵まわりの不具合を直す羽目になったと答えていて、65%がそういう詐欺師たちが少なくとも200ポンド(25.000円以上)も多く請求していたことを明らかにしている、と書かれています。

70%も65%もかなりな割合で驚きますが、それだけ被害が増えているということのようです。
すぐにまた修理が必要になるレベルの作業をした挙句に料金を水増しして請求するのですから、依頼者にしてみれば二重の損害ですし、そもそもそんな仕事をする輩は、鍵屋ですらない偽の鍵屋としか思えません。

鍵屋を名乗る詐欺の横行の原因は、新型コロナウィルスによる経済状況の悪化だけではありません。
もう一つの要因としてあげられている、鍵屋を開業するにあたって法的な規制が無いという条件は、日本にも同様に存在しています。(信じがたい!という方には、中小機構の業種別開業ガイドが参考になります。)
もっとも、厳しい規制があったからと言って、人を騙そうという詐欺師が躊躇するとも思えませんが、事実、鍵屋になるために必須とされる資格も試験もありません。

詐欺犯罪以外にも犯罪が増える傾向にあるコロナ時代です。
とはいえ簡単な金稼ぎの一つとして、不届き者たちに鍵屋の仕事が悪用されるのは腹立たしい限りです。

防犯対策を強化するために、私たちのような鍵の専門家が必要になる場合もあるでしょう。
私たちに今できる事として「鍵屋を利用する皆さんは、十分注意をして下さい!」と声を大にしたいと思います。

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2020/11/25        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 電気錠 , セキュリティ

10月は空き巣の秋? - 鍵屋も見たTV番組の鍵特集

先日、NHKの「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」という番組で、「空き巣から守る強い味方!カギのお金の秘密」という回の放送を見る機会がありました。
ちなみに、以下がその公式サイトです。

有吉のお金発見 突撃!カネオくん
https://www.nhk.jp/p/ts/ZV9LQ94Z3R/episode/te/RQVK9QYKZP/

「空き巣の秋」という言葉には馴染みはありませんが、鍵屋から見てもなかなか良く出来た内容でした。
まずは「おうちのカギを徹底調査」ということで、家の鍵をタイプ別に紹介していました。
従来型のシンプルな鍵の仕組みや、日本の鍵メーカーが空き巣との戦いから開発した新しい鍵などを、分かりやすい図解で解説していました。

キーナンバーと鍵の形も秘密裏に!その後、空き巣の手口として「ある方法で合鍵を入手し侵入する」という「近年問題視されている鍵の無断複製」というものが注目されていました。
その内容は、私たちが以前このブログ(鍵屋の怒り - ネットで⼿軽に合鍵を注⽂できるということ)でも取り上げているものですが、SNSなどで鍵のキーナンバーが見える写真をアップすると、オンラインなどで簡単に合鍵を注文されてしまう、という問題に関するものでした。

番組では、写真に鍵のキーナンバーが写らないように注意を促していました。
しかし実は、キーナンバーが分からなくても危険な場合があります。
それは、プロが見れば最初に紹介されていたようなギザギザの鍵なら、その刻みで段差を読まれてしまうからなのです。
要は「鍵自体をあまり人に見せない方が良い」というのが鍵屋からの追加の注意喚起です。

お金に関する番組ということで、ディンプルキーや電気錠の価格や合鍵作製費用も紹介されていましたが、空き巣一件当たりの平均被害額が30万円とも言われていました。
想定される被害金額と鍵のコストは、秤にかけるまでもないでしょう。

自宅の鍵が古いかもしれない、既に防犯の役目を果たさなくなっているかもしれないと心配の方は、お近くの信頼できる鍵屋にチェックしてもらうことをお勧めします。

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2020/10/31        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 電気錠 , セキュリティ

コロナ後を見据えるセキュリティ - 非接触の世界

弊社が設立から10年目を迎えた1年前の今頃、1年後の世界がこのような状況になるとは微塵も想像しませんでした。
改めて唖然とする事実ですが、新型コロナウィルスの脅威は相変わらず存在しています。
少しでも状況を良くするためには、私たち各々ができることをするしかありません。

非接触型防犯機器でウィルス拡散防止!ご存知の通り、建物や施設に対する物理的な防犯対策を行う私たちは、新型コロナウィルス感染予防対策として非接触型防犯機器の活用を推進しています。
感染症予防を目的として開発されたわけではない防犯機器ですが、新型コロナウィルスの拡散を防ぐ手段として導入するためのガイドになるのが以下の記事です。

No Touch, Low Touch
https://securitytoday.com/articles/2020/10/06/no-touch-low-touch.aspx

例えば、新型コロナウィルスの拡散防止のために、建物やオフィスや施設などで手で触る必要が無い、又は、手以外の部分(足や肘など)で操作できるドアを考えた場合、どういった選択肢があるのか?という紹介があります。

すぐに思いつくのが非接触型スイッチですが、メーカーによって使用されているセンサー技術は異なります。
タッチレススイッチには、コストなどの利点から赤外線センサーを採用するのが一般的というのは、記事で述べられている通りです。
しかし、ここに説明されているように、電源や有線・無線などセンサー技術自体の他にも考慮すべき点があるので、私たち防犯対策の専門家は、設置場所やその用途に合わせて最適な非接触型防犯機器を選び出します。

更に、ワイヤレスのキーフォブや入退室管理システムのカードリーダーなど、活用可能な非接触型防犯機器も取り上げられています。
しかし、必ずしも全ての出入口にそういった機器が必要なわけではないので、車椅子用等として設置されるロータッチプッシュプレートスイッチ(低い位置に設置されているプレート式のスイッチ)の紹介もあります。
肘や腰や足など手以外の部分で操作できるため、新型コロナウィルスの拡散防止に利用できます。

記事の中には、非接触型スイッチが急速に普及してきているため、将来的には従来型の押しボタン式のスイッチより一般的になる可能性がある、という一文があります。
同様の意見がタイトルになっている以下の記事でも、様々な非接触型防犯機器の紹介があります。

Contactless Technologies Create a Touch-Free Future
https://www.securityinfowatch.com/covid-19/article/21151568/contactless-technologies-create-a-touchfree-future

冒頭の記事にはなかったホームモニターなどの選択肢も記載されていますので、非接触型防犯機器選びのヒントになると思います。

このウィルスに随分と酷い目に遭わされている私たちは、転んでもタダで起きるわけにはいきません。
再起動した社会には、せめてこのパンデミック前よりも良くなる部分が必要です。
私たちが取り扱う非接触型防犯機器が、改善された未来につながることに期待しています。

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2020/10/20        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ビデオドアベル , ドアホン , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠

防犯対策のプロ選び - 悪質な鍵屋を避けるには

あっという間にシルバーウイークが終了しました。
各地の観光地が賑わい、多くの人々にとって久々に心身ともにリラックスできた機会だったようです。
再び新型コロナウィルス感染対策下の日常に戻り、リモートで業務を続ける会社員の方々は、リモートワーク環境の改善を検討する機会にもなったかもしれません。

前回取り上げたように、各々が自宅で勤務を続けるというリモートワークには、物理的なセキュリティの強化も重要です。
玄関のドアの古い鍵を電気錠に取り替えよう、と決めた方々もいるでしょう。
不用心なガレージ近辺に防犯カメラを設置したい、という方々もいると思います。
そういった物理的な防犯対策を、私たちのようなセキュリティの専門家に依頼しようと決めたとします。
そこでまず最初に迷うのは、その防犯対策をどの専門家に頼むべきか?ということでしょう。

インターロック一般住宅の防犯対策を行うのは、主に私たちのような鍵屋です。
ざっと検索してみただけでも、世の中には鍵屋と称する業者が相当数存在するのはご存知の通りです。
そして残念ながらその中には、本物の鍵屋とは認められない不届きな輩も含まれています。

イギリスの鍵屋の業界団体による以下の記事には、そういった怪しい業者を見分けるポイントが書かれています。
これは、日本国内でも十分に参考になる内容です。

3 Red Flags When Hiring a Locksmith – How To Spot a Rogue Locksmith & Prevent Being Scammed!
https://www.locksmiths.co.uk/faq/red-flags-hiring-a-locksmith/

ここではまず、低価格を売りにしたグーグル広告や、第三者機関による証明書や認定書の偽物の提示、警察推奨や警察機関と業務を行っているという宣伝文句などが、悪質な業者の危険信号としてあげられています。
加えて、全国展開のコールセンターだけの業者で、実際の業務は身元の怪しい鍵屋に丸投げしているケースや、とにかく料金に関する回答が不明瞭という場合は要注意だと書かれています。

ちなみに、最初にあげられているグーグル広告による低価格からの金額変更の手口についての詳細は、以下の記事で見ることができます。

Locksmith Bait & Switch Price Scheme – What is it? Beware of Cheap £49 & £59 Locksmiths
https://www.locksmiths.co.uk/faq/locksmith-bait-switch-price-scheme/

49ポンドは日本円で6,500円ぐらいですが、記事に掲載されている伝票では、最終的に20万円以上が請求されています。
イギリスでは、日本円にして5千円程度の低価格を囮にしたグーグル広告を検索トップに表示して客を集め、実際は高額の料金を請求する詐欺が全国的に増えているそうです。
しかし、24時間いつでも対応OKの鍵屋を、特に夜8時以降に呼んだような場合、その作業料金が5~8千円というのは非現実的だ、と述べています。

犯罪の国際化が著しい昨今です。
日本の私たちも、類似の手口を警戒するに越したことはありません。
冒頭の記事では、「ちゃんとした鍵屋であれば作業の内容を熟知しているので、電話であろうとメールであろうと、料金の見積もりを出すことができるはずだ」という解説があります。
これは間違いなく私たち日本の鍵屋にも通用する原則です。
「例えば、特定の鍵の値段とか解錠作業のような料金でさえ正確に答えることができない」という要注意点も同様です。

デフレの続く日本ですが、セキュリティで安全や安心を求める際は、常識破りな低価格や好条件に十分ご注意下さい。

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2020/09/25        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 電気錠 , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(5)- リモートワークの防犯対策

先週は、またもや台風が九州地方に被害をもたらしました。
私たちが代理店として製品を取り扱っているロックマンジャパン社がある地域では、停電が発生していたようです。
幸いそれ以上の大きな混乱は無かったようですが、深刻な被害があった地域の一刻も早い復旧を祈るばかりです。

リモートワークに必須の住宅の防犯対策強化新型コロナウィルスの感染予防対策としてのリモートワークの拡大で、郊外や地方に引っ越しをする人々も増えていると聞きます。
都会を脱出すれば、自然災害によって交通機関が大混乱するという都市部にありがちな被害とは、ほぼ無縁になるかもしれません。
しかし、通信や電気の遮断といった被害は十分想定できます。
在宅で仕事をするためには、新たなリスク管理が必須です。

自然災害以外にも、リモートワークで心配される事態があります。
セキュリティ上の最大の心配事は、やはり情報漏洩に関するものかもしれません。
新型コロナウィルスの感染予防対策下では、強固なセキュリティシステムを持たない中小企業でも、社員のリモートワークが不可避な場合があるでしょう。
サイバーセキュリティの基本として参考になりそうなのが、以下のリンクにある少し前のフォーブス紙の記事です。

Protect Your Business And Your Remote Staff From Hackers With These 16 Strategies
https://www.forbes.com/sites/forbestechcouncil/2020/07/07/protect-your-business-and-your-remote-staff-from-hackers-with-these-16-strategies/

しかし、実際に家で仕事をするとなると、重要なのはサイバーセキュリティだけではありません。
実は、私たちの専門である物理的セキュリティによる防犯対策も強化を検討する必要がある、というのが以下の記事です。

Safe at Home: Improving Security at the Door
https://www.locksmithledger.com/locks/article/21148235/safe-at-home-improving-security-at-the-door

仕事を家で行うようになるということは、企業の重要書類や情報がリスクにさらされる可能性があり、住宅のドアなどの防犯対策強化が求められる、というのです。
実際アメリカでは、新型コロナウィルスによるシャットダウンが行われた3月以降、財産が侵害される犯罪が増加しているということなので、単なる鍵屋のセールストークではない説得力があります。

日本に比べて犯罪率が高いアメリカですが、ハリウッド映画で目にする高級住宅でもなければ、玄関先の防犯を昔ながらのシリンダー錠が担っている住宅も少なくないようです。
この記事で推奨されているセキュリティ強化のための対策が、その事実を物語っている気がします。
それは、非常にシンプルな2つの防犯対策です。

まず最初の一歩が電気錠の導入です。
記事では、鍵を持ち歩かなくても良いということ以外の電気錠の利点が説明されています。
侵入防止の防犯アラームと連動することもできるというのは、郊外の広めの家向きのセキュリティ強化にもなりそうです。

次にお勧めされているのが、インターホンやホームモニターの設置です。
最近人気のビデオドアベルも、鍵をかけたドアの向こう側で安全な状態を保ちつつ、外部の訪問者を確認できるシステムの一つです。
まだ馴染みのない新居の環境で、望まざる訪問者を防ぐための有効な手段にもなるはずです。

どれも住宅の防犯対策としては初歩的なものばかりです。
しかし、リモートワークが普及するこの機に地方で手頃な民家を見つけて移住する、という方々にも是非活用して頂きたい基本の物理的セキュリティ対策です。

自宅が職場にもなるコロナ時代。
一般住宅にもオフィス同様のセキュリティ強化が求められる日が来るのでしょうか?

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2020/09/12        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ロック , , ビデオドアベル , サイバーセキュリティ , 電気錠 , セキュリティ