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鍵屋のブログ

コロナ後を見据えるセキュリティ(3)- 非接触+パスワード不要

新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が、今月で解除されるという発表がありました。
以前の生活が戻ることは大歓迎ですが、日本よりも事態が先行している欧米の状況を聞き及ぶにつけ、引き続きリバウンドを避ける努力が必要なようです。

同じく政府関連の報道で最近目に留まったのが、サイバーセキュリティ戦略本部の会合で「次期サイバーセキュリティ戦略」案を決定したというものです。
重要なインフラへの攻撃など、今後3年間、国家レベルの脅威に対抗するための指針となる資料は、内閣サイバーセキュリティ センター(NISC)サイトにある以下のPDF書類で読むことができます。

次期サイバーセキュリティ戦略(案)
https://www.nisc.go.jp/conference/cs/dai31/pdf/31shiryou01.pdf

私たちのような中小企業に対しては、デジタルトランスフォーメーション(DX)と共にサイバーセキュリティも推進する旨が記載されています。
これは、私たち物理的セキュリティの専門業者から見ても、なかなか難しい部分だと思います。

(TBS)タッチレス・バイオメトリック・システムが標準になる時代最近目にした「パンデミック収束後もバイオメトリクス認証が活躍し続ける」という以下の記事では、サイバーセキュリティも生体認証が選ばれる理由の一つに含まれています。

Biometrics are here to stay long after the pandemic
https://www.securityinfowatch.com/access-identity/biometrics/article/21239441/biometrics-are-here-to-stay-long-after-the-pandemic

この記事では、タッチレステクノロジーは新型コロナウィルス感染の流行から発生したトレンドで、そのタッチレス認証方式として最善なのが生体認証なのだ、という意見が述べられています。

まず最初に、生体認証技術はボタンを押したり何かに触ったりしなくても、顔や声、虹彩から個人を瞬時に認証することができるので、許可された人が迅速に通過でき、複数の人々が共有する接触部分を減らしたり無くすこともできる、という利点があげられています。

この部分は、前回注目した東京オリンピック・パラリンピックにバイオメトリクスが採用された理由に重なります。
大勢の人々が短時間に非接触で認証できるアクセスコントロールに生体認証が最適だという点は、誰もが納得できる部分でしょう。

そして、世界的に多発しているデータ侵害や個人情報の盗難など、パスワードベースの認証方法で発生する被害を防ぐ事もできる、という利点があげられています。
パスワードを盗むことや推測することに長けたハッカーや詐欺師に対しては、パスワードのように自分が知っていることや、キーカードのように自分が所持している物とは違い、自分の身体的特徴を使うバイオメトリクスは、現在使用されている従来の方法よりもはるかに優れたセキュリティメカニズムとして機能する、ということのようです。

この辺りについては、専門家の中でも様々な意見がある部分だと思います。
記事内では一般的な生体認証システムの仕組みについても触れられており、セキュリティ上問題が無いようになっている、と説明されています。

更には、空港、入国審査、大規模イベント、オフィスのフロントデスク、医療機関など、今後生体認証システムが活用されると思われる場面も例として取り上げています。
その活躍が予測されるのは、非接触で高速処理と厳格なセキュリティが求められる一部の限られた現場ではないようです。

生体認証方式は、既に様々な防犯機器メーカーの非接触型入退室管理システムに採用されており、鍵屋の私たちにも珍しいものではありません。
苦戦が予想される日本のサイバーセキュリティの推進にも、バイオメトリクスが一役買うことができるのか?
その行く末に興味を持ちつつ、防犯対策作業に勤しむことにします。

2021/09/30        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , サイバーセキュリティ , スマートフォン , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ

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