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鍵屋のブログ

防犯対策と悪徳商法 - 鍵屋の怒り収まらず

北米開催の世界陸上が終了し、寝不足から解放されてほっとする隙もない暑さが続いています。
最終日の男子35キロ競歩と男子マイルリレーでの、日本勢の戦いの熱さは大歓迎でしたが・・・。
2024年のパリオリンピックまで、毎年メジャーな陸上大会を楽しめるようですが、選手は負担が大きそうです。
見ているだけの私たちでさえ体力が必要な気候の中、様々な記録の更新があるのは本当に凄いことです。
超人ではない凡人の私たちも、日々何かしら向上することを目指して生きていかねば!と思わず気合が入る観戦の日々でした。

鍵屋詐欺に騙されないために向上どころか悪化を続ける輩の話題は気分が悪いのですが、今回もあえて取り上げることにします。
少し前に「 鍵屋の怒り再び - 悪徳防犯対策業者の所業」を書いたばかりですが、先月、またしてもこの同じ業者による悪行が話題になりました。
以下がその報道ですが、残念ながらTBSのサイトから記事が消えてしまっているので、リンク先はTBS NEWS DIGの公式Twitterです。

ぼったくり!?家の鍵を開けるのに「14万円」
https://mobile.twitter.com/tbsnewsdig/status/1540270494347567104

件の悪徳業者は、6か月の業務停止命令中のはずが申し立てによって執行停止中という説明があり、やり切れない気持ちになります。

真面目に仕事をしている私たちに対する風評被害への怒りは当然です。
しかしそれ以上に、困っている人たちを食い物にするというその根性が許せません。
注意喚起のために、人々の目に付く頻度が増えることが必要です。
しつこく書き続けようと思います。

一刻も早く鍵を開けたいという状況を考えれば、複数業者から見積もりを取って比較するべきだというのは、あまり良いアドバイスとは言えないでしょう。
ですから、この報道に登場する本物の鍵の専門家が例に出している料金は、十分目安になると思います。
世間一般の常識的なものになることを期待するしかありません。

この記事では、悪徳業者のホームページに「鍵開け6000円~」という表示がある、という話が登場します。
どういうわけか、以前「防犯対策のプロ選び - 悪質な鍵屋を避けるには」で取り上げたイギリスの悪徳鍵業者が提示していた金額が、当時の換算で6,500円でした。
単なる偶然なのかは不明ですが、このイギリスの悪質な商法は2年前の話で、低価格のグーグル広告をおとりに使う手口だとされていました。

様々なものやサービスの価格が上昇しつつある昨今、異常な低価格は存在しないはずです。
私たち鍵屋が依頼を受けて鍵の解錠作業を行う場合を考えてみましょう。
移動のためのガソリン代を払い、依頼先までの移動時間を費やし、最低時給以上の専門職の作業を行い、鍵の交換が必要であればその商品の代金も含めて作業料金を請求する必要があります。

困った状況に陥った人々を助けたいとはいえ、私たち鍵屋も生活していかなければなりません。
無理な「お得価格」で商売は成り立ちません。
鍵の緊急事態には、非常識な安値や甘言に惑わされないようにご注意下さい。

2022/07/28        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 電気錠 , セキュリティ

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