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鍵屋のブログ

コロナ時代のセキュリティ(2) - 防犯機器をコスト抑制にも

新型コロナウィルス騒動で大きな損失を被った商業施設などでは、すっかり遠のいてしまった客足を戻すために様々な努力をしています。
パンデミック以前からデフレが続いている日本ですが、更なる値引き合戦も盛んです。
しかしアメリカなどでは、私たちからは信じがたい様々な価格上昇の動きがあるようです。
以下の記事では、コロナ税ともいえるサーチャージが加算される状況が説明されています。

COVID-19 surcharge: Why you're seeing extra fees on your bill
https://www.cnet.com/personal-finance/covid-19-surcharge-why-youre-seeing-extra-fees-on-your-bill/

例にあげられている美容院などは、営業時間や入店の人数制限で確実に売り上げが減るのに、COVID-19の感染防止対策が必要になっています。
マスクや拭き掃除用の消毒剤を買うコストが加算されるという状況は、日本の商店などでも同様です。
そういったコロナ対策費は、日本のビジネスにとっても無視できないはずです。

しかし、追加料金という手段に関しては、アメリカ人でさえ加算された場合は次回は他を考える、という実情があることが以下の記事から分かります。

COVID-19 Related Surcharges May Pop Up on Your Next Bill
https://www.nbcboston.com/investigations/consumer/nbc-boston-responds/covid-19-related-surcharges-may-pop-up-on-your-next-bill/2135002/

追加料金の導入は、商売にとって最終的にリスクが高い行為で、日本では無理な選択肢だということでしょう。
とはいえ、いつまで続くのか分からない感染防止対策に、当面は消毒剤や使い捨てシート等を使い続けなければなりません。
増えたゴミから無駄を感じ、環境を破壊する罪悪感まで抱く人がいるのも無理はありません。

この事態の改善に私たちが提案できるのは、非接触型防犯機器の導入です。
中でも非接触ボタンは、このところ大いに注目を集めています。
手に触れる場所に対する清掃作業にかかる時間やその人件費や消毒剤が無駄だというのなら、そもそも手で触る場所を減らせば良いはずだからです。

非接触式解錠スイッチ SI-58B

新型コロナウィルスの感染防止対策に出費がかさむという話をしているのに、新たに防犯機器を買うなど有り得ない、と言われてしまうかもしれません。
しかし、後々まで使うことができる防犯機器は、全くの無駄にはならないはずです。
接触を減らすことによって、オフィスの訪問者や店舗の来客の不安を減らすこともできます。
利便性とセキュリティを兼ね備えた非接触ボタンは、そのシンプルな機能で感染防止効果が期待されています。

 

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2020/06/30        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(1) - 今こそ無駄ではない防犯対策

新型コロナウィルスの感染を警戒する生活が続いています。
「マスク着用で人との接触を避けるべし!」で注目されているのが、顔認証システムを搭載した非接触型防犯機器です。
メディアでよく登場するのは、体温測定機能まで備えた空港の入管レベルのものですが、実際は幅広い場面で活用されています。
ちなみに、日本も含めた世界中の顔認証システムの普及具合が紹介されているのが以下の記事です。

Smile, You're on Camera: The Facial Recognition World Map
https://www.securitymagazine.com/articles/92483-smile-youre-on-camera-the-facial-recognition-world-map

この記事からも感じることですが、使われているのはセキュリティが厳重な場所ばかりな印象があります。
ウチの会社は厳格なセキュリティを必要とする機密情報とか無いし、 顔認証システムなんかいらないし縁が無い、という感想が多くなるのも無理がないかもしれません。
しかし、最近の顔認証システムは、セキュリティ強化のためだけではなく、コロナ対策下の日常生活をスムーズにする便利な使い方もできるのです。

ただでさえ業績が落ち、新型コロナウィルス対策費がかさむこのご時世に何が最新の防犯対策だ!と思われるかもしれません。
でも、新型コロナウィルス感染防止の対策としても使えるセキュリティ強化なら、決して無駄にはなりません。

顔認証機ProFaceX 具体的に威力を発揮する活用例を、私たちのお勧めの機種でご紹介します。

株式会社 IDマネジメント
ZKTeco 顔認証ProFaceXシリーズ

顔認証システムの能力は、登録された個人を識別できるという事だけではありません。
このシリーズには、マスク検出機能付きのモデルもあります。
この機能を利用して、マスク着用の場合のみ入室を認めるといった活用が可能になります。
病院や老人ホーム、介護施設など、スタッフ以外にも不特定多数の人々が出入りして、なおかつマスクを着用しない訪問者を排除したい、という施設には最適です。

新型コロナウィルスの脅威に備える状況下では、様々な施設で必須になる業務が増加しているはずです。
各々のスタッフの作業負荷も増えていることでしょう。
出入口で訪問者をチェックする人員を割かなければならない事態は、好ましいことではありません。

顔認証システムは、訪問者のコントロールと施設の安全確保を人手に頼らずに行うことができます。
導入をお勧めするのは、医療機関に限った話ではありません。
新型コロナウィルス対策が必要な現場には、是非ともこのような非接触型の防犯機器を活用して頂きたいと思います。

 

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2020/06/21        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ビデオドアベル , 防犯カメラ , 入退室管理 , アクセスコントロール , セキュリティ

サイバーセキュリティと防犯対策の関係 - 鍵屋の戦況(6)

このところ、リモートワークやオンラインミーティングといった用語が耳馴染みになっています。
とはいえ首都圏では、東京アラートが発動中も相変わらずの通勤ラッシュが続いていました。
私たち鍵屋も含めて、実際にその場にいなければ仕事にならない職業はいくらでもあります。
しかし、そうでは無い職場にとっても、IT化への道のりはまだまだ遠いという事のようです。

政府の雇用調整助成金のオンライン申請一つを取っても、システムトラブルが続出する始末です。
ITの専門家でなくとも、デジタル化を進めるために考慮しなければならない事情が山積しているのだろう、と想像できます。
中でも重要になるサイバーセキュリティの問題は、セキュリティの専門家の端くれとしても大いに懸念しています。

日本の企業等のサイバーセキュリティが重要なことは、何年か前に見たこのブログ( IoTと危険なアジアのサイバー空間 - 現実世界の防犯対策は万全か︖)の記事からも良く分かると思います。
そして昨日報道された以下のニュースでは、その現状が裏付けられています。

ホンダ、サイバー攻撃でシステム障害 現在も海外4工場が稼働停止
https://jp.reuters.com/article/4-idJPL4N2DM20M

ホンダについては、実は数年前にも以下のようなサイバー攻撃によるダメージを被っていたようです。

ホンダが1カ月遅れでサイバー攻撃にあった理由
https://business.nikkei.com/atcl/report/15/110879/062800705/

物理サーバーへの物理的セキュリティちょうど先週以下の記事を目にしましたが、私たち物理的セキュリティの強化を行う者にとっても、サイバーセキュリティは他人事ではありません。

Why securing physical servers is crucial for data protection
https://www.ifsecglobal.com/physical-security/why-securing-physical-servers-is-crucial-for-data-protection/

なぜ物理セーバーのセキュリティがデータの保護に不可欠なのか?というタイトル通り、この記事は、このブログでも時々書いているように、サイバーセキュリティに関連する物理的セキュリティの重要性を取り上げています。

大企業だろうと中小企業だろうと、社内のサーバールームだろうと、データセンターの中だろうと、保護しなければならないデータは存在し、悪のハッカーたちがサイバー捜査官に追われながらもそのデータを手に入れる、というのが多くの人々が想像するデータ侵害の犯罪像かもしれないが、現実はもっと平凡なものだ・・・という書き出しから始まるこの記事によると、最近の報告では、実際にハッキングが関与しているデータ侵害は、データ侵害被害の半分程度でしかないそうです。

許可無く近づけるサーバーの存在など、物理サーバーのセキュリティが適切でない場合、「平凡」と言われているようなデータ侵害が起きることが目に見えています。
ハッキング以外のデータ侵害は、そのような物理的なセキュリティ上の欠陥から発生してしまうと言うわけです。

記事では、そういったデータ侵害による被害のコストも紹介されています。
IBMによる最近の調査によると、データ侵害の平均総コストは368万ドルにもなるそうです。
4億円近い金額は、業務が混乱したり、メーリングリストを紛失したり、ロジスティクスのソフトウェアを無効化することなどの直接的なものから、顧客からの信頼低下などの間接的なものなど、様々な損害によるものだということです。

ハッキングのようなデータ侵害でなくとも、その損失が莫大なことに変わりはありません。
防止策としては、サーバーに対する物理的なセキュリティ強化にアクセスコントロールを活用することが効果的です。
この記事で説明されている対策同様、私たちが行う物理的セキュリティは、データを保管するサーバーのある建物や部屋、更にはサーバーラックやキャビネットまで、許可無く立ち入りや接触できないようにすることが可能です。
サイバーセキュリティ強化の検討には、物理的セキュリティ強化と私たち鍵屋もお忘れなく。

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2020/06/11        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , サイバーセキュリティ , 防犯カメラ , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ