MENU

鍵屋のブログ

防犯対策のプロ選び - 悪質な鍵屋を避けるには

あっという間にシルバーウイークが終了しました。
各地の観光地が賑わい、多くの人々にとって久々に心身ともにリラックスできた機会だったようです。
再び新型コロナウィルス感染対策下の日常に戻り、リモートで業務を続ける会社員の方々は、リモートワーク環境の改善を検討する機会にもなったかもしれません。

前回取り上げたように、各々が自宅で勤務を続けるというリモートワークには、物理的なセキュリティの強化も重要です。
玄関のドアの古い鍵を電気錠に取り替えよう、と決めた方々もいるでしょう。
不用心なガレージ近辺に防犯カメラを設置したい、という方々もいると思います。
そういった物理的な防犯対策を、私たちのようなセキュリティの専門家に依頼しようと決めたとします。
そこでまず最初に迷うのは、その防犯対策をどの専門家に頼むべきか?ということでしょう。

インターロック一般住宅の防犯対策を行うのは、主に私たちのような鍵屋です。
ざっと検索してみただけでも、世の中には鍵屋と称する業者が相当数存在するのはご存知の通りです。
そして残念ながらその中には、本物の鍵屋とは認められない不届きな輩も含まれています。

イギリスの鍵屋の業界団体による以下の記事には、そういった怪しい業者を見分けるポイントが書かれています。
これは、日本国内でも十分に参考になる内容です。

3 Red Flags When Hiring a Locksmith – How To Spot a Rogue Locksmith & Prevent Being Scammed!
https://www.locksmiths.co.uk/faq/red-flags-hiring-a-locksmith/

ここではまず、低価格を売りにしたグーグル広告や、第三者機関による証明書や認定書の偽物の提示、警察推奨や警察機関と業務を行っているという宣伝文句などが、悪質な業者の危険信号としてあげられています。
加えて、全国展開のコールセンターだけの業者で、実際の業務は身元の怪しい鍵屋に丸投げしているケースや、とにかく料金に関する回答が不明瞭という場合は要注意だと書かれています。

ちなみに、最初にあげられているグーグル広告による低価格からの金額変更の手口についての詳細は、以下の記事で見ることができます。

Locksmith Bait & Switch Price Scheme – What is it? Beware of Cheap £49 & £59 Locksmiths
https://www.locksmiths.co.uk/faq/locksmith-bait-switch-price-scheme/

49ポンドは日本円で6,500円ぐらいですが、記事に掲載されている伝票では、最終的に20万円以上が請求されています。
イギリスでは、日本円にして5千円程度の低価格を囮にしたグーグル広告を検索トップに表示して客を集め、実際は高額の料金を請求する詐欺が全国的に増えているそうです。
しかし、24時間いつでも対応OKの鍵屋を、特に夜8時以降に呼んだような場合、その作業料金が5~8千円というのは非現実的だ、と述べています。

犯罪の国際化が著しい昨今です。
日本の私たちも、類似の手口を警戒するに越したことはありません。
冒頭の記事では、「ちゃんとした鍵屋であれば作業の内容を熟知しているので、電話であろうとメールであろうと、料金の見積もりを出すことができるはずだ」という解説があります。
これは間違いなく私たち日本の鍵屋にも通用する原則です。
「例えば、特定の鍵の値段とか解錠作業のような料金でさえ正確に答えることができない」という要注意点も同様です。

デフレの続く日本ですが、セキュリティで安全や安心を求める際は、常識破りな低価格や好条件に十分ご注意下さい。

≫ 続きを読む

2020/09/25        キープランナー 代表   |    タグ:ロック , , 電気錠 , セキュリティ

コロナ時代のセキュリティ(5)- リモートワークの防犯対策

先週は、またもや台風が九州地方に被害をもたらしました。
私たちが代理店として製品を取り扱っているロックマンジャパン社がある地域では、停電が発生していたようです。
幸いそれ以上の大きな混乱は無かったようですが、深刻な被害があった地域の一刻も早い復旧を祈るばかりです。

リモートワークに必須の住宅の防犯対策強化新型コロナウィルスの感染予防対策としてのリモートワークの拡大で、郊外や地方に引っ越しをする人々も増えていると聞きます。
都会を脱出すれば、自然災害によって交通機関が大混乱するという都市部にありがちな被害とは、ほぼ無縁になるかもしれません。
しかし、通信や電気の遮断といった被害は十分想定できます。
在宅で仕事をするためには、新たなリスク管理が必須です。

自然災害以外にも、リモートワークで心配される事態があります。
セキュリティ上の最大の心配事は、やはり情報漏洩に関するものかもしれません。
新型コロナウィルスの感染予防対策下では、強固なセキュリティシステムを持たない中小企業でも、社員のリモートワークが不可避な場合があるでしょう。
サイバーセキュリティの基本として参考になりそうなのが、以下のリンクにある少し前のフォーブス紙の記事です。

Protect Your Business And Your Remote Staff From Hackers With These 16 Strategies
https://www.forbes.com/sites/forbestechcouncil/2020/07/07/protect-your-business-and-your-remote-staff-from-hackers-with-these-16-strategies/

しかし、実際に家で仕事をするとなると、重要なのはサイバーセキュリティだけではありません。
実は、私たちの専門である物理的セキュリティによる防犯対策も強化を検討する必要がある、というのが以下の記事です。

Safe at Home: Improving Security at the Door
https://www.locksmithledger.com/locks/article/21148235/safe-at-home-improving-security-at-the-door

仕事を家で行うようになるということは、企業の重要書類や情報がリスクにさらされる可能性があり、住宅のドアなどの防犯対策強化が求められる、というのです。
実際アメリカでは、新型コロナウィルスによるシャットダウンが行われた3月以降、財産が侵害される犯罪が増加しているということなので、単なる鍵屋のセールストークではない説得力があります。

日本に比べて犯罪率が高いアメリカですが、ハリウッド映画で目にする高級住宅でもなければ、玄関先の防犯を昔ながらのシリンダー錠が担っている住宅も少なくないようです。
この記事で推奨されているセキュリティ強化のための対策が、その事実を物語っている気がします。
それは、非常にシンプルな2つの防犯対策です。

まず最初の一歩が電気錠の導入です。
記事では、鍵を持ち歩かなくても良いということ以外の電気錠の利点が説明されています。
侵入防止の防犯アラームと連動することもできるというのは、郊外の広めの家向きのセキュリティ強化にもなりそうです。

次にお勧めされているのが、インターホンやホームモニターの設置です。
最近人気のビデオドアベルも、鍵をかけたドアの向こう側で安全な状態を保ちつつ、外部の訪問者を確認できるシステムの一つです。
まだ馴染みのない新居の環境で、望まざる訪問者を防ぐための有効な手段にもなるはずです。

どれも住宅の防犯対策としては初歩的なものばかりです。
しかし、リモートワークが普及するこの機に地方で手頃な民家を見つけて移住する、という方々にも是非活用して頂きたい基本の物理的セキュリティ対策です。

自宅が職場にもなるコロナ時代。
一般住宅にもオフィス同様のセキュリティ強化が求められる日が来るのでしょうか?

≫ 続きを読む

2020/09/12        キープランナー 代表   |    タグ:インターホン , ホームモニター , ロック , , ビデオドアベル , サイバーセキュリティ , 電気錠 , セキュリティ