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鍵屋のブログ

2022年の防犯対策 - 物理的セキュリティのトレンド

私たちの地元横浜や東京では、昨年末から寒さが続いています。
新型コロナウィルスの感染状況も相変わらずです。
新年を迎えて「今年こそは」の勢いがいま一つ盛り上がらない上に、世界情勢も不穏になりつつあります。
目前の北京オリンピックまでは、当面の緊張状態がエスカレートすることは無いのかもしれません。
とはいえ楽観視できない不安要素だらけの日々を無事に生活するためにも、私たちは防犯対策作業を続けています。

今年の物理的セキュリティ対策のトレンドは?昨年末には、2021年のベストな防犯機器に関する記事に注目してみました。
そして2022年最初に取り上げるのは、今年の防犯対策のトレンドの話題です。
以下の記事には、私たちが専門的に行っている物理的セキュリティ対策に関して、今年のトレンドになると想定されている6項目があげられています。

Axis Communications | Six top trends for the physical security sector in 2022
https://securityonscreen.com/axis-communications-six-top-trends-for-the-physical-security-sector-in-2022/

北欧のセキュリティ機器メーカー・アクシスコミュニケーションズ社のCTOによる、今年のトレンド・トップ6が、以下のような項目毎に解説されています。

1. ハイブリッド環境間の接続
監視という防犯対策も、ネットワーク接続がデフォルト化した今となっては、様々な環境を組み合わせたハイブリット型になる、ということのようです。

2. サイバーセキュリティの新しいデフォルト
防犯対策機器のネットワーク接続時には、ゼロ・トラスト・アプローチがデフォルトになる、というものです。
さまざまなチェックや検証が「あればいい」ものから「なければならない」ものへと変化している、と述べられていますが、これは新型コロナウィルス感染の流行により、公衆インターネットを介してリモート接続されるデバイスが増加したことも要因の一つとされています。

3. 何から何まで認証する
ビデオ映像の改ざんや編集が巧妙になってきているため、監視カメラ映像の真正性がより定期的に問われるようになる可能性がある、ということのようです。

4. AIが定着し、受け入れられる
AIはもはやトレンドではないという意見も多いだろうが、AIを倫理的かつ偏りなく導入するための取り組みに更に注目が集まることを期待する、と述べられています。

5. 媒体としてのCOVID-19
アクセスポイントでの非接触技術の使用などが、ビジネスとテクノロジーの観点から見たパンデミックの長期的影響として例にあげられています。
「新型コロナウィルスがあるから」ということで、新しい物事や仕組みが登場し続けるという予想のようです。

6. 5Gの普及
5Gネットワークは、ビデオ監視に真の可能性を示し、サイバーセキュリティの観点から特別な利点をもたらす可能性がある、と述べられています。

最後にまとめとして、全てのトレンドは持続可能(サステナビリティ)であるかどうかという点を重要としているのが、北欧のビジネス視点らしい気がします。
もっとも、日本でもSDGs自体がビジネス全般の流行となっている傾向はあります。
セキュリティ業界でも、SDGsを求めるユーザーの姿勢が、使い捨て的な防犯機器の信頼性や耐久性といった問題を浮き彫りにする良いきっかけになるのかもしれません。

製造元も定かではない安価なDIYセキュリティ機器でさえ、ネットワーク接続がデフォルト化されている今日です。
そして今、世界が不穏な空気に包まれつつあります。
記事の冒頭に述べられている「技術利用における信頼の構築」という言葉が、今年のセキュリティのトレンド・ワードとなるのかもしれません。

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2022/01/30        キープランナー 代表   |    タグ:サイバーセキュリティ , スマートフォン , 防犯カメラ , 入退室管理 , アクセスコントロール , 電気錠 , セキュリティ